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楽しみにしていた彼女との週末デート。それなのに、マスクを外した瞬間「臭い!」と思ってしまったことはありませんか?
この記事では「彼女の口が臭いときの対処法」と「口臭の原因」について解説します。
結論としまして、彼女の口が臭いときは、教えてあげるか我慢するかの二択です。
とはいえ、デートを最後まで楽しむためにも、できればやんわり伝えてあげたいのが男心。
「そんなことあったな~」という方も、まだ未経験の方も、この記事を読んで彼女の口臭に備えましょう!
また、「女性におすすめのマウスウォッシュ」に関しては、こちらで解説していますのでぜひ確認してみてくださいね。
口臭以外にもホワイトニングにご興味のある方は、東京のおすすめホワイトニング歯科医院について紹介した記事もありますので、そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか?
目次
彼女の口が臭いとき
多くの女性が男性と比べてニオイに敏感で、体臭だけでなく口臭にも気を使っています。
しかし、そんな女性とて常に完璧でいることは難しく、たまには体臭や口臭がキツくなったりすることもあるでしょう。
さて、ある日の彼女の口のニオイが、もしも耐えられないほど臭っていたとしたら、そんなときあなたならどうしますか?
伝える派
例え男性同士であっても、よほど親しくないと口臭を指摘することはできません。
その相手が彼女とはいえ女性となれば、伝える勇気だけでなく、それ以上の配慮が必要になりそうです。
とはいえ、一度伝えてしまえば口臭の悩みから開放されるので、一緒に過ごす時間を心から楽しむことができるでしょう。
我慢する派
付き合って日が浅い場合や、日頃からあまりコミュニケーションを取っていない場合、彼女の口臭を指摘するという行為は非常にハードルの高いものとなります。
そうなれば、残された選択肢はもはや“我慢”しかありません。
幸いなことに新型コロナウイルスの影響でマスクが必需品ですから、食事など必要なとき以外は極力外さないようにすれば、デートを楽しむことに集中できるでしょう。
口臭の原因を知ろう!
口腔内というのは、そもそも正常な状態でいくらかのニオイがあることをご存知でしょうか。
- 生理的口臭(正常時)
- 病的口臭
他人に不快な気持ちを与えるのが後者であり、病気や虫歯などが主な原因となっています。
口臭が発生するメカニズムは、男女とも変わりません。
生理的口臭
生理的かつ日常的な口臭で、口腔内の細菌や食べ物が原因で発生します。
普段は唾液の浄化作用が細菌の増殖を抑えてくれていますが、起床時や緊張時、空腹時は唾液の分泌量が減るため、細菌が増えてニオイが強くなりがちです。
ただし、飲食したり歯を磨けばニオイはすぐに弱まるので、治療の必要などはなく対策も難しくありません。
病的口臭
原因のほとんどが口腔内にありますが、身体に何らかのトラブルがあった場合も口臭を発生させることがあるようです。
生理的口臭のように一過性のものではなく、ニオイも強めなので早急な対応が求められます。
いずれも日常的な歯磨きや、予防歯科によってある程度は防ぐことが可能です。
病的口臭の原因 | |
歯周病・虫歯 | 病的口臭の原因のほとんどが歯周病か虫歯 進行すると特有の腐ったような悪臭を放ち、治療が終わるまでニオイがなくなることない |
歯垢 | “プラーク”とも呼ばれ、歯に付着して口臭や歯周病、虫歯の原因になる |
歯石 | 歯石は歯垢が石灰化したものであり、同じく口臭や歯周病、虫歯の原因になる |
舌苔 | 舌の表面にある白っぽい細菌などの塊 舌磨きである程度落とせるが、磨きすぎて舌に傷をつけないように注意が必要 |
蓄膿症 | 鼻詰まりによる口呼吸が口腔内を乾燥させるだけでなく、副鼻腔にたまった膿の悪臭と混ざって口臭の原因となる ニオイは独特で、腐った魚や生ゴミのニオイに近い |
便秘 | 腸に排泄物がたまるとガスが血液を通して体内を循環し、口臭となってあらわれることがある 女性は黄体ホルモンの影響で便秘になりやすいため、適度な運動や水分摂取など日頃から対策する必要あり |
その他 | ・口腔ガン ・義歯や詰め物のケア不足 ・肝機能の低下 ・糖尿病 |
女性特有の口臭はホルモンが原因
毎日欠かさず歯磨きをしているのに、何故か彼女の口臭がなくならないとお悩みなら、それは女性ホルモンの影響かもしれません。
ホルモンのゆらぎによるものなので、生理的口臭に分類されるものですが、ホルモンの分泌量の減少が唾液の減少を招きます。
女性の体はホルモンの増減が大きく、これからご紹介する3つの時期は口臭が強い傾向にあるようです。
生理前・生理中
男性はご存知ない方が多いと思いますが、女性ホルモンの1つであるエストロゲンは生理前から減り始め、生理中に最少となります。
前述のとおり、女性ホルモンの減少に伴って唾液の量も減少し、同時に緊張や不安感で口腔内が乾きやすくなるようです。
そうなると口腔内の細菌が増殖しはじめ、結果として口臭の発生につながると考えられています。
妊娠中
女性ホルモンが多そうな妊娠中ですが、実際にエストロゲンの量は通常の10〜30倍になると言われています。
「エストロゲンがそんなにあるなら唾液量は十分なのでは?」と思った方、その通りですが今度はエストロゲンの増えすぎが問題です。
エストロゲンはある種の歯周病菌を増殖させるといわれており、これが口臭の原因になっていると考えられます。
閉経後
いわゆる更年期ですが、閉経後は女性ホルモンの分泌量が著しく低下します。
さらに加齢による唾液量の減少も重なって、口臭がより発生しやすくなるようです。
口臭のセルフチェック方法
自分のニオイはなかなかわかりにくいものですので、「客観的にチェックできないかな?」と考えたことはありませんか?
無自覚のうちに他の人に不快な思いをさせているかもしれないので、これからご紹介する口臭のセルフチェック方法を定期的にやってみることをおすすめします。
唾液のニオイを嗅ぐ
手をよく洗ってから舌の上や歯と歯茎の間を指で触り、指先についた唾液のニオイを嗅いでみましょう。
ちょっと抵抗があると思いますが、唾液のニオイを嗅ぐのがシンプルで最もわかりやすいです。
唾液が臭いと口臭のある可能性が高いため、水分を摂ったり歯磨きするなど何か対策をする必要があります。
デンタルフロスのニオイを嗅ぐ
歯と歯の間を掃除するときに使うデンタルフロスは、使用後のニオイを嗅ぐことで口臭チェックにもなります。
フロスが臭いからといって必ずしも口臭があるというわけではありませんが、ニオイがない=口内が清潔に保たれている=口臭がないという考え方です。
歯医者にしばらく行っていない、今までフロスを使ったことがないという方は、使用後のフロスのニオイにきっと驚くはずです。
袋に息をためる
できるだけ無臭のビニール袋などに、息を吹き込んで一度密閉し、再度嗅いで口臭をチェックします。
紙袋のように袋自体のニオイが強いと意味がありません。
いい感じの袋がない場合には、コップで代用することも可能です。
舌の状態をチェック
前述の通り舌の表面には舌苔(ぜったい)が付着しており、この濃淡で口臭をある程度予想することができます。
健康で口臭がない場合はうっすらと、起床時や絶食時には量が増えて濃くなる傾向にあり、舌苔が濃いときに口臭が発生している確率が高いです。
口臭チェッカーを利用する
口の中を指で触りたくないし、そもそも自分の息を嗅ぎたくないという方は、市販の口臭チェッカーを利用しましょう。
数千円程度で購入でき、どの程度の口臭があるのかを数値化して教えてくれます。
バッグに一台入れておけばこっそりチェックできるので、常に口臭が気になるというなら持っておいて損はありません。
彼女を傷つけない口臭の伝え方
ここからはどうにかして口臭に気づいてもらう方法をご紹介します。
傷つけることなく口臭が気になるということを伝えられるのが理想ですが、かなりの信頼関係がないと難しいので無理はしないようにしましょう。
女性の口臭が気になったら、直接的よりも間接的な対応をおすすめします。
“一緒にやってみよう”スタンス
女性はカンが鋭く言葉の裏を深読みする傾向にあるため、中途半端な言い回しでは「口が臭いって言いたいの?」と気づかれてしまいます。
そんな女性には、自分の口臭やマウスウォッシュのCMなどを話題にして、「この前同僚に指摘されちゃって、これ(口臭ケアグッズ)買おうと思うんだけど一緒に使ってみない?」と促しましょう。
女性側からしても、口臭ケアをする分にはプラスになれどマイナスになることはないので、違和感なく使用してくれるはずです。
飲み物かガムを勧める
一時的な解決策ですが、ドリンクを自分で一口飲んでから「飲む?」と聞いてみたり、「ガムあるけど食べる?」と聞くのもいいでしょう。
女性の多くが、好意を持っている相手に対しては行動を真似る(ミラーリング)傾向にあり、簡単な動作ほどミラーリングを誘発させやすいです。
ただし、日常的に行っていないと、「普段そんなこと言わないのに…」と疑問を抱く可能性があるので気をつける必要があります。
「ちょっと気になる」と素直に伝える
信頼関係がきちんと構築できているようなら、素直に「今朝歯磨きした?」や「ちょっと口臭あるよ?」と聞いてみましょう。
デリケートな問題を包み隠さず指摘できるというのは、親子並みの信頼関係が必要になります。
口臭を指摘できる関係であれば、歯医者を促すのも容易なので、根本的な解決はもう目前です。
彼氏の口臭が気になったら?
ニオイに敏感な女性は、男性の口臭に気づいていながら知らないフリをしたり、水を勧めたりという方が多いようです。
男性の場合は女性ほど繊細ではないとはいえ、ストレートに「口臭いよ」と言われればやはりそれなりの衝撃を受けます。
気心知れている彼女からの指摘ではありますが、「そんなでもないんだけどね、歯磨きした?」くらいのさら~っとしたニュアンスで教えてあげると良いかも知れません。
生活習慣の見直しで口臭を予防
現状問題ないとしても、口内環境は日々変化しています。
口内を清潔に保つのはもちろん、乾かないように気をつければほとんどの口臭は防ぐことが可能です。
口臭予防には日常的なケアが必要不可欠ですから、生活習慣を予防して素敵な時間を過ごしましょう。
食後の歯磨き
食後の歯磨きは、口臭を抑えるのに欠かせません。
歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシがあればなお良いです。
ただし、食後は口の中が酸化しており、エナメル質が溶け出して象牙質を削りがちなので、30分以上経ってからケアするようにしましょう。
歯医者の活用
私達が住むここ日本において、歯医者は“歯が痛くなってから行くもの”でしたが、現在では欧米にならった定期的に通う“予防歯科”が定着しつつあります。
虫歯などがなくても半年に一回程度は通い、歯垢や歯石の除去(クリーニング)をお願いしましょう。
水分の摂取
小まめに水分を摂るのが理想ですが、難しい場合は1日2L以上を目安にしてみましょう。
身体に十分な水分があれば口の乾きを抑える上に、体内の老廃物を排出するスピードが早くなり、便秘予防にもなります。
ただし、糖分を多く含むジュース類は虫歯の原因になるため、少量であっても飲むなら水がおすすめです。
朝食をきちんと食べる
寝坊した日や体調が悪い日など、「朝食はいいや…」となりがちですが、空腹時間が長いと唾液が減って口臭リスクが高まります。
どんなに忙しくても水やコーヒーだけで済まさず、きちんと咀嚼できるものを食べましょう。
規則正しい生活を心がければ、朝食は自然と食べれるようになるはずです。
アルコールを控える
酔っ払って歯磨きがおざなりになったり、泥酔してそのまま寝てしまうと口内でニオイの元となる細菌が増殖します。
また、アルコールはその浸透圧により飲めば飲むほど身体の水分量が減るので、飲んだ翌日は口腔内が乾いて口臭リスクが高まるのです。
アルコールをゼロにするのは難しいという方が多いでしょうから、飲みすぎにだけは気をつけましょう。
口臭が気になったら一緒に対策しよう!
女性ホルモンの増減という女性ならではの理由で、口臭が強くなるというのは知らなかった方が多いのではないでしょうか。
自分のニオイをコントロールする“スメルマネジメント”がエチケットとされる時代ですので、しっかり対策しておけば水やガムを勧められる回数が減るかも知れません。
口臭の多くは唾液不足が原因ですから、美味しく楽しく、噛みごたえのある食事を心がけましょう。