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インプラントオーバーデンチャーってどんな治療?費用やデメリットを知りたい!
オールオン4とはなにが違うの?ケアは難しい?どうやって治療するの?

インプラントオーバーデンチャーは、入れ歯が「ズレる・痛い・使いづらい」と思っている人におすすめの治療方法です。
そこで本記事では、インプラントオーバーデンチャーについて、以下の内容を中心にお伝えしています。
- インプラントオーバーデンチャーとは
- オーバーデンチャーとオールオン4の違い
- インプラントオーバーデンチャーのメリット・デメリット
「入れ歯をやめたいけどインプラントは抵抗がある」
「入れ歯よりも機能性が高い治療を検討したい」
こういった悩みを解決できる記事となっておりますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!
- インプラントオーバーデンチャーとは、入れ歯とインプラントのハイブリッド治療法
- さまざまな方法で固定でき、着脱可能でケアしやすい
- 費用相場:50〜200万円
- 入れ歯より機能性が上がり、食事や会話が楽しめるようになる
- オールオン4に比べると機能は落ちるが費用は抑えられる
- あごの骨が少なくても治療可能
- 劣化しやすいデメリットがあるため、補強や作り替えが必要
- 毎日外してケアを行い、数ヶ月に1度歯科医院でメンテナンスが必要
目次
インプラントオーバーデンチャーとは

インプラントオーバーデンチャーとは、歯を失った部分にインプラントを埋め込み、その上に義歯を装着する治療法です。歯を失った部分が複数ある場合の治療に適しています。
インプラントオーバーデンチャーは他の義歯に比べて、安定感や違和感が少なく、食事や会話がしやすいというメリットがあります。
また、総入れ歯でも部分入れ歯でもインプラントオーバーデンチャーの適用OK!
残存歯や口腔状態を判断しつつ、その人に最適な形で設計・デザインを変えられる凡用性の高さから注目を集めています。
部分入れ歯で気になる固定用のフックなどもなく、審美性も高いことが特徴です!
インプラントオーバーデンチャーの固定方法

インプラントオーバーデンチャーには、以下の3つの固定方法があります。
- マグネットタイプ
- ボールタイプ
- バータイプ
それぞれ詳しく解説していきます。
インプラントオーバーデンチャーの種類1.マグネットタイプ
マグネットタイプは、インプラントオーバーデンチャーのなかで1番安定感の高い固定方法です。
インプラント体とオーバーデンチャーをマグネットの磁力で固定するもので、力が強くズレにくい特徴があります。

マグネットなので着脱もカンタン!
毎日の入れ歯ケアも簡単に行えるメリットの多い固定方法です。
ただし、磁石が使用されているためMRI検査などが受けられないデメリットがあります。
どうしてもMRI検査が必要になってしまった場合は、歯科医院でマグネットを取り除く処置を行うなど、事前の準備が必要になるため、必ず歯科医院に相談しましょう。
インプラントオーバーデンチャーの種類2.ボールタイプ
ボールタイプは、下顎のオーバーデンチャーに使用できる固定方法です。
ボール状の先端がついたアバットメント(インプラント体と入れ歯をつなぐ部品)を取り付け。
オーバーデンチャーには、アバットメントと連結できる部品を装着します。
先端がボール状になっているため装着しやすく、安定性も高いことが特徴です。

あごの骨が痩せるのも防いでくれるといわれています!
デメリットとしては、オーバーデンチャーと歯茎の間に少し隙間ができてしまうこと。
インプラントオーバーデンチャーの種類3.バータイプ
バータイプは、上下すべての歯がない場合に適用できる固定方法です。
左右対称に6本のインプラント体を埋入し、金属のバーで橋渡しをした上にオーバーデンチャーを装着していきます。

他の固定方法よりも多い6本のインプラント体を埋入するため、安定性が高く噛む力強いことが特徴です。
取り外しもできるため、介助者によるケアも簡単に行えます。

しかし、その分手術の負担も大きいのがデメリット…
オーバーデンチャーとオールオン4の違い

オールオン4って聞いたことがあるけど、オーバーデンチャーと何が違うの?

オールオン4とは、4本のインプラントを埋入し、連結した人工歯を固定させる治療方法です。
オーバーデンチャーとは違い、義歯床(総入れ歯の歯茎に似せた部分)がなく取り外しができない形になっています。

よく似ている治療ですが、そのほかに費用や治療期間も異なりますよ!
オーバーデンチャー![]() | オールオン4![]() | |
|---|---|---|
| 治療方法 | 2〜6本のインプラント体で 入れ歯を固定 | 4本のインプラント体で 連結した人工歯を固定 |
| 治療期間 | 2ヶ月〜2年 | 3〜6ヶ月 |
| 費用 | 50〜200万円 | 200〜400万円 |
| メリット | 取り外し可能 費用が抑えられる | 咀嚼力、安定感が高い 手術した日に装着できる |
| デメリット | 咀嚼力、安定感は落ちる 治療期間が長い | 取り外しできない 費用が高額 |
入れ歯に比べると咀嚼力や安定感が高いオーバーデンチャーですが、しっかりと固定するオールオン4の方が機能性優位。
自然歯と変わらない使い心地で食事や会話を楽しめます。
また、オールオン4はインプラント体の埋入手術をした日に人工歯の装着が可能!
あごの骨の状態にもよりますが、治療期間が短いことも大きなメリットといえそうです。

ただし、その分費用は高額に…
見た目の審美性が高い人工歯を使用するため、入れ歯を使ったオーバーデンチャーよりも2〜4倍の費用がかかってしまいます。
インプラントオーバーデンチャーはこんな方におすすめ!
- 現在、総入れ歯を使っている人
- 簡単にメンテナンスしたい
- なるべく費用を抑えたい
- 体への負担をなるべく減らしたい
インプラントオーバーデンチャーは、すでに総入れ歯を使用している人におすすめの治療方法です。
総入れ歯よりも機能性がアップするため、QOL(=生活の質)が上がり会話や食事を心から楽しめる1つのきっかけとなることは間違いありません。

また、メンテナンスもとってもカンタンです!
取り外し可能で普段の入れ歯のようにケアできるので
- メンテナンスに手間をかけたくない
- 介助者がケアしやすい方法を選びたい
といった場合におすすめです。
オールオン4の1/2〜1/4ほどの費用で抑えらるのも大きなメリットですね。
オールオン4はこんな方におすすめ!
- 機能性・審美性を上げたい
- 総入れ歯が使いづらい
- しっかりとメンテナンスできる
- 歯を外した姿を見られたくない
機能性・審美性にこだわりたいなら、オールオン4がおすすめです。
インプラント体で人工歯がしっかりと固定されているため
- 固いものもしっかり噛める
- 楽器や歌も支障が出ない
- 会話中にズレる心配がない
- 見た目が天然歯とほとんど変わらない
このようなメリットがあります。
そのため、今総入れ歯を使っていて、使い心地に違和感を感じている人にもおすすめの治療方法です。
ただし、オーバーデンチャーとは違って、プロによる定期的なメンテナンスが必要になります。

歯茎と人工歯の間に汚れが溜まりやすいんですよね!
歯磨きやフロスを使ったセルフケアと合わせて数ヶ月に1度プロのクリーニングを受け、人工歯を取り外して口腔環境のチェックをしてもらいましょう。
インプラントオーバーデンチャーのメリット・デメリット

インプラントオーバーデンチャーのメリット・デメリットをそれぞれ詳しく解説していきます。
インプラントオーバーデンチャーのメリット
- 外れにくい
- 噛む力がアップする
- 違和感を感じにくい
- お手入れがカンタン
- あごの骨が少なくても治療可能
①外れにくい
インプラントオーバーデンチャーは、マグネットやボールなどで固定されているため、ズレたり外れたりする心配がほとんどいりません。
入れ歯のようにズレを気にする必要がないため、食事や会話をより楽しめるようになります。
②噛む力がアップする
2つ目は、噛む力が格段にアップする点です。
インプラント体によってあごの骨としっかり固定されているため、固いものも食べやすくなります。

しっかりと食いしばれるようになるので、力も込めやすくなるんです!
③違和感を感じにくい
入れ歯を使っていると、ズレたりガタついたり、時には痛みが出たり…
毎日使うものだからこそ、少しの違和感がストレスになりますが、インプラントオーバーデンチャーなら、そうした違和感を感じにくくなります。

インプラント体でしっかり固定されてるからね!
④お手入れがカンタン
インプラントオーバーデンチャーは、インプラント体で固定するものの取り外しが可能なため、自宅で毎日カンタンにケアできます。

入れ歯専用のブラシやケアでOK!
⑤あごの骨が少なくても治療可能
通常、インプラントはある程度のあごの骨の厚みが必要です。
しかし、インプラントオーバーデンチャーはあごの骨が少なくても治療OK!
インプラントが適用できない方でも治療を受けられる可能性があります。

骨造成などがない分、体の負担も治療期間も軽減できますね!
インプラントオーバーデンチャーのデメリット
- 劣化しやすい
- 虫歯のリスク
- 治療費が高い
①劣化しやすい
インプラントオーバーデンチャーは「噛む力がアップする」とお伝えしました。
しかし、その分人工歯への負担が大きくなってしまうため、人工歯を消耗しやすくなるデメリットがあります。

通常の入れ歯として使うよりも、早く劣化してしまうんですね…
そのため、入れ歯の定期的な作りかえや補強などが必要に…
②虫歯のリスク
部分入れ歯タイプのオーバーデンチャーを使用している場合は、残存歯と入れ歯の隙間に汚れが溜まりやすくなり虫歯のリスクが上がってしまうデメリットがあります。

毎日のケアがとっても大切!
毎日取り外して残存歯に付着した汚れをキレイに落とすなどの対策を取るようにしましょう。
③費用が高い
オールオン4に比べると費用が安いインプラントオーバーデンチャーですが、入れ歯に比べるとその価格は何十倍…
保険適用外の治療となるため、高額な費用がかかることは間違いありません。

総入れ歯のタイプで50〜200万円が費用相場です。
保険適用の総入れ歯は、上下ともに作っても2万円ほどで作製できるため、費用は高くついてしまいます。
インプラントオーバーデンチャーのメンテナンスについて

インプラントオーバーデンチャーは着脱可能なので、自宅でカンタンにケアできる治療方法です。
歯磨きの際に取り外して汚れを見ながらブラッシングできるので、インプラントの周囲や入れ歯に付着した汚れをしっかりと落として清潔に保ちましょう。

しかし、それだけではケア不足なことも…
オーバーデンチャーも、インプラントを埋入した際に1番注意したい『インプラント周囲炎』のリスクがあるため、数ヶ月に1度のプロによるクリーニングがおすすめです。
インプラントを埋入した周囲の歯茎が炎症を起こし、歯周病になってしまうこと。
初期症状に気付きにくく、悪化すると
- 膿が出る
- 血が出る
- 歯茎が痩せる
などの症状があらわれ、ひどい場合にはインプラントが脱落する原因になる。
しっかりとメンテナンスを受けていれば、インプラントの脱落予防に効果的!
インプラントオーバーデンチャーについてのまとめ

ここまで、インプラントオーバーデンチャーについて仕組みや固定方法、メリットデメリットを中心にお伝えしてきました。
本記事の内容をカンタンにおさらいします。
- インプラントオーバーデンチャーとは、入れ歯とインプラントのハイブリッド治療法
- さまざまな方法で固定でき、着脱可能でケアしやすい
- 入れ歯より機能性が上がり、食事や会話が楽しめるようになる
- オールオン4に比べると機能は落ちるが費用は抑えられる
- あごの骨が少なくても治療可能
- 劣化しやすいデメリットがあるため、補強や作り替えが必要
- 毎日外してケアを行い、数ヶ月に1度歯科医院でメンテナンスが必要
「噛む」という動作は、毎日の食事や会話で欠かせない機能。
だからこそ、少しの違和感が大きなストレスに繋がってしまいます。
今現在、総入れ歯で違和感を感じている人は、ぜひオーバーデンチャーを検討してストレスのない生活を取り戻してくださいね!
編集部
インプラント治療については自由診療です。
もし詳しく知りたい方は日本歯科協会のインプラントについてのページ(https://www.jda.or.jp/consultation/vol-22.html)を確認してみてください。
またインプラント治療でトラブルがあった場合は国民生活センターへ相談してみましょう。
国民生活センター: https://www.kokusen.go.jp/index.html

