助産師が転職を成功させるコツを解説|求人の選び方・病院以外の就職先などを紹介

14 min
助産師_転職

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助産師からの転職はできる?病院以外の企業に転職して働ける?
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助産師未経験は転職エージェントを使うのがいい?助産師を中途採用するクリニックの求人はある?
看護師・助産師の求人ランキングが知りたい。関東の助産院で働く方法は?

最近ではテレビドラマの影響なども受け、「助産師」という職業には注目が集まりつつありますね。

そんな助産師のお仕事ですが、身体的にも精神的にもストレスフルなハードワークですので、ライフステージなどによって、転職を検討したくなる場面も多くあるのではないでしょうか。

今回は助産師さん向けの転職についてご紹介します。

この記事では、さまざまな理由で転職を検討している助産師さんにおすすめしたい転職サポートサービスや、転職のコツなどについて解説していきます。

>>看護師転職サービスのおすすめを知りたい方はこちらから

助産師の転職理由は?

助産師さんが転職を検討する理由は多岐に渡りますが、その理由として多くみられるものを例に考えてみましょう。

子育てと両立して日勤勤務ができる職場へ転職したい

これは、ライフステージの変化により職場も変化させていきたいという考え方ですね。

自身の妊娠、出産を経て子育てをするようになると、それ以前の働き方と比較してワークライフバランスを重視する人や、余裕を持った働き方を希望する人が増えます。

これは、助産師だけでなく看護師など他の職業においても当てはまります。

一般的な助産院や産婦人科としての助産師の業務は昼夜を問いません。

さらに先を予測しにくいお産の介助だけでなく、産前産後のケアも含めて非常にハードな内容ですよね。

もちろん24時間の交代制勤務であることが考えられますので、生活リズムが整えにくく子育てや家事と仕事の両立はさらにハードなものとなります。

編集部

編集部

このような理由で、夜勤をはじめとする不規則勤務から離れ、日勤のみの職場で働くことを希望する助産師さんが多いようです。

助産師としてキャリアアップをしたい

助産師になるだけでも大変なことですが、さらにキャリアアップを目指す人も多くいるようです。

助産師さんにおすすめのキャリアアップ先をご紹介したいと思いますが、まずは助産師になるために必要な資格からおさらいしておきましょう。

助産師になるためには、助産師免許だけでなく看護師免許が必ず必要になります。

看護師、助産師の資格を習得するのに必要な条件は以下の表の通りになります。

助産師になるために
必要な資格
資格習得条件ストレートで合格した場合
にかかる年数
看護師国家資格・専門学校、大学、養成所など
看護師を養成するための学校で専門学習
(3~4年間)
高校からの場合は5年

・看護師国家試験を受験し
合格点数以上を取る
3~4年
高校からの場合は5年
助産師国家資格・文部科学大臣または厚生労働大臣指定の
助産師養成学校での専門学習(1年間)

・大学院での専門学習(2年間)
1~2年

表の内容から、看護学校入学~助産師免許習得までの流れは順調に進んだとしても4~6年間かかるということがわかります。

決して短くはありませんよね。

このように大変な思いをして助産師になった後には、さらに大変なお仕事が待っています。

助産師として日々のハードワークをこなすだけでも大変ですが、中にはさらに上を目指して志高くキャリアアップとして新たな資格習得を希望する人もいるのではないでしょうか。

助産師におすすめのキャリアアップとなる資格として、

  • アドバンス助産師
  • 産後ケアリスト(R)
  • リフレクソロジスト

などがあります。

これらの資格の詳細は、以下の表の通りになります。

資格名どんな資格?資格を習得するには監修受験資格メリット
アドバンス
助産師
助産師の助産実践能力を審査し、
一定の水準に達していることを認証する制度
日々の助産師業務で一定の基準を満たし
必要な研修を受講した人のみが
審査を受けることができる。

年ごとに定められた時期
(2021年の場合8月)
に新規申請をした後、
11月に試験を受ける。
一般財団法人日本助産評価機構業務・研修において
一定の基準を満たした助産師
施設によっては
昇給制度あり
産後ケアリスト(R)心身ともに不安定になりやすい
産後の女性に対して、
こころと体、そして子育て環境を整える方法など
多方向から女性を支援する専門職

2級:知識レベル
1級:知識+業務レベル
民間資格であり、
看護師、助産師免許がなくても
習得可能である。

e-ラーニング講座を受講後、
認定試験を受ける。
一般社団法人日本産後ケア協会2級:
誰でも可能

1級:
2級認定者
日勤のみで自分のペースで勤務ができる
リフレクソロジスト足裏ケアの
スペシャリスト
公的な資格は不要。

民間資格も存在しているが、任意で可。
特になし誰でも可

参考元:一般財団法人 日本助産評価機構 一般社団法人 日本産後ケア協会

一つずつ、具体的にご説明します。

アドバンス助産師

「アドバンス助産師」は一般財団法人日本助産評価機構で定められており、別名を「CLoCMiP(助産実践能力習熟段階)レベルⅢ」といいます。

  • 妊産褥婦や新生児に対して良質で安全な助産とケアを提供できること
  • 助産師が継続的に自己啓発を行い、専門的能力を高める機会をつくること
  • 社会や組織が助産師の実践能力を客観視できること

の3つを目的に2015年に誕生した制度です。

簡単に言うと「アドバンス助産師制度」は助産師の臨床経験から、実践能力を客観的に評価することが可能な制度です。

アドバンス助産師の試験は、分娩回数や妊産褥婦・新生児ケアなどいくつかの項目で一定回数以上の経験があること、必要な研修を受講していることなどの条件をクリアしていることで初めて受けられるため、決して簡単な試験ではありません。

ですが、アドバンス助産師の認定を受けることで助産師としての実践能力や知識・技術が確かなものであることを自分でも、そして上司など他者にも客観的に示すことができるようになり、場合によっては、給与アップや待遇アップも望めます。

編集部

編集部

アドバンス助産師については、後ほどもう少し詳しく解説します。

産後ケアリスト(R)

産後ケアリスト(R)は、一般社団法人日本産後ケア協会が監修している、産後の女性のための支援を専門とする職業です。

産後、身体的にも精神的にも不安定になりやすいママたちのケアをする専門職を育成し、専門スキルに基づいた業務として確立することにより、職業としても一般に広く認知されることを目指して構築された専門資格です。

こちらはアドバンス助産師と異なり、看護師や助産師の資格が無くても誰でも受けられる民間資格となっています。

そのため、これまで医療職ではなかった人であっても自身の出産や育児の経験を活かしてこの資格を目指す人も多いです。

特別な条件などは必要なく、e-ラーニングにて受講できることから、子育て中で家から出づらいママさんなどにも人気の資格となっています。

助産師はもともと母子のケアのスペシャリストではありますが、産後のケアに焦点を充てて知識を深めたいという人にはこちらの資格がおすすめです。

編集部

編集部

資格認定後は、母子を支える地域の施設などはもちろんのこと独立も可能です。

「ワークライフバランスを整えたい」、「子育てと仕事を両立させたい」といった助産師さんにもおすすめです。

リフレクソロジスト

「リフレクソロジスト」とは、足裏を刺激することで内臓などの疲労回復を図る、人間の自然治癒力に注目したリフレクソロジーという施術を行う職業のことを指します。

産前・産後の女性は個人差はあるものの、つわり、疲労感、頭痛、脚のむくみなどのマイナートラブルを抱えていることが多いです。

最近はマイナートラブル軽減のためのケアが注目されています。

助産院などでは産後エステやマッサージとなどのリラクゼーションサービスを受けることができるところも増えており、ママさんたちから好評だそうです。

助産師の経験がある場合はこのマイナートラブルの軽減に注目し、リフレクソロジーやアロマケアなどに興味をもつこともありますよね。

リフレクソロジストになるためには特別な資格は必要なく、体の構造やケアの仕組みが理解できていれば、誰でもなることが可能です。

必要事項を一通り学んだということを証明した方が仕事上便利であることも多いので、民間の講座を利用し資格を取得したり、エステサロンなどで一定期間研修を受けながら勉強することもおすすめです。

助産院などの施設、リラクゼーション施設やエステサロンなどさまざまな場所で働くことができます。

看護師として違う専門分野で働きたい

助産師は必然的に看護師免許も取得しているため、産科以外の分野で看護師として働くことも可能です。

転職を希望する理由によっては、助産師に限られた職場よりも、看護師として求人を探した方が、自分の条件にマッチする可能性が高くなります。

編集部

編集部

複数の国家資格をもっていると、こういった場面で有利になりますね。

助産師の転職先の選び方

これまでは助産師が転職を希望する理由や、そもそも助産師になるまでの流れについてご紹介してました。

ここからは、助産師の転職事情について具体的にご紹介していきます。

どのような理由、視点で転職先を考えるかということが重要なポイントになってきますので、一度ご自身の状況と照らし合わせて考えてみましょう。

1.日勤、従事勤務の雇用体制で選ぶ

「日勤だけの職場で働きたい」という助産師さんは、多いのではないでしょうか。

特に結婚、出産後となると、家のこととの両立を考える上で夜勤業務が負担になることは少なくありません。

まず、看護師や助産師の基本的な勤務体制について確認してみましょう。

看護師や助産師の勤務体制は、クリニックなどを除いた一般病院の病棟勤務である場合、入院患者さんのケアを24時間体制で提供する必要がありますので、多くは交代制勤務となります。

交代制勤務には一般的に2交代制、3交代制を採用している病院が多いです。

2交代制の場合、

  • 日勤…8:30~17:30
  • 夜勤…16:30~9:30

などのように、朝~夕方までの日勤、夕方~翌朝までの夜勤の2つの勤務帯で構成されます。

3交代制の場合は、

  • 日勤…8:30~17:30
  • 準夜勤…16:30~翌日1:00
  • 深夜勤…0:30~9:00

などのように、朝~夕方までの日勤、夕方~日付をまたいだ深夜までの準夜勤、深夜~朝までの深夜勤の3つの勤務帯で構成されます。

2交代制の夜勤、また3交代制の準夜勤・深夜勤は夜通し勤務することになりますので、「子どもがいるから無理」、「年齢的に夜勤がきつくなってきたからもう少し余裕をもって働きたい」などの理由で夜勤から離れたくなることがあります。

転職を検討する際には、まず自分がどの勤務帯まで対応できるのかということを明確にしておきましょう。

日勤のみの勤務が可能な職場の数は、どの勤務にも対応できる従事勤務と比較するとどうしても少なくはなってしまいますが、必ず見つかりますので安心してください

自分の力だけで情報収集するよりも、転職サイトを利用することで効率的に情報収集ができ、日勤のみの職場も見つけやすくなります。

編集部

編集部

転職サイトの利用に関して、詳しくは後からお伝えします。

2.将来を見据えた助産師の資格を取得できる職場を選ぶ

次に、将来を見据えキャリアアップを図りたい人、今とは少し異なる業務内容の仕事がしたい人に向けた職場選びの方法についてです。

助産師のキャリアアップの一例として、先ほど紹介した「アドバンス助産師」「産後ケアリスト(R)」「リフレクソロジスト」の給与から確認してみましょう。

これら3つの資格の中で、助産師の資格を有していないと取得できないのはアドバンス助産師のみです。

医療職の免許がない人でも取得できる産後ケアリスト(R)、リフレクソロジストと比較すると、アドバンス助産師は必然的に給与が高くなります。

「助産師として勤務しているが、現在の給与や待遇に満足していない」という人は、アドバンス助産師として認定されることでさまざまな面で待遇が改善される可能性がありますのでおすすめです。

先ほどアドバンス助産師は助産師資格を有している人しか受験できないとお伝えしましたが、その中でもいくつかの基準を満たした人のみしか受けられないというところに注意が必要です。

アドバンス助産師となるために必要な条件は以下の通りです。

  • 助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)活用ガイドに基づいて行われるCLoCMiPレベルⅢの総合評価が「B」以上であること
  • 下記の条件を満たすこと
項目内容
分娩介助例数100例以上
(70例以上は経膣分娩)
新生児の健康診査100例以上
妊娠期の健康診査200例以上
産褥期の健康診査200例以上
プライマリーケース20例以上
集団指導
(小集団指導)
実践・指導ができる
母親学級・両親学級実践・指導ができる
緊急時の対応
(BLS、多量出血等)
実践・指導ができる

引用元:一般財団法人 日本助産評価機構 (josan-hyoka.org)

  • 以下のすべての研修を定められた期間内に受講すること
研修名
新生児蘇生法(NCPR)Bコース以上
分娩期の胎児心拍陣痛図(CTG)に関する研修
フィジカルアセスメント:妊娠期
フィジカルアセスメント:脳神経
フィジカルアセスメント:呼吸/循環
フィジカルアセスメント:代謝
フィジカルアセスメント:新生児
子宮収縮剤の使用と管理
助産記録
妊娠から授乳期における栄養
周産期のメンタルヘルス
母体感染のリスクと対応

引用元:一般財団法人 日本助産評価機構 

  • 以下のすべての研修を、定められた期間に受講すること
研修名
出血時の対応に関する研修(常位胎盤早期剥離)
周産期の倫理に関する研修
助産師および後輩教育等に関連した研修
  • 以下のいずれかの学術集会に、定められた期間に参加すること
集会名
日本助産学会
日本母性衛生学会
都道府県母性衛生学会
日本母性看護学会
日本糖尿病・妊娠学会
日本看護学会
(日本看護学会-ヘルスプロモーション-学術学会)
日本助産師学会
日本周産期・新生児医学会
日本新生児看護学会
日本母子看護学会
日本母乳哺育学会
日本周産期メンタルヘルス学会
国際助産師連盟(ICM)

引用元:一般財団法人 日本助産評価機構 

と、これだけ見ると嫌気がさしてしまうほど大変そうな条件ですね。

特に、臨床経験内容や症例数は、ある程度大きな施設で数年に渡る経験が求められる内容となっています。

アドバンス助産師を目指す場合は、その条件をクリアすることのできる職場に就職しておくことが前提となることを覚えておきましょう。

妊娠前~出産後の母親、そして新生児のケアを多方面から行う必要があり経験数も必要なので、大学病院や総合病院の産婦人科での勤務が一番おすすめです。

編集部

編集部

大変な資格なだけあって、認定後は資格手当などが期待できます。

3.助産師の資格を活用できる職種で選ぶ

「せっかくなら、免許も取得済みで経験もある助産師の免許を活かしたまま別の職場で働きたい」という助産師さんもいるのではないでしょうか。

助産師資格を活かして働くことのできる職場は、産婦人科病棟や助産院だけではありません。

助産師の病院以外で働くことのできる代表的な職場として、地域の保健センターや助産師養成学校、不妊治療クリニックなどが挙げられます。

上に挙げた3つの勤務先で助産師に期待される業務内容を以下の表にまとめます。

勤務先業務内容
保健センター 地域の母子の健康診査、母子支援、
成長・発達検査など
助産師養成学校 助産師を目指す学生への専門的指導など
不妊治療クリニック 不妊治療中の夫婦への生活指導、
メンタルサポートなど

いずれも産婦人科病棟での勤務と比較すると業務内容が大分変わってきます。

ですが、助産師ならではの視点で妊娠を望む夫婦~出産を経て子どもが成長していくまでの過程を支援できたり、助産師を目指す学生に専門的な指導を行うことで教育的な面で助産に携わったりすることができます。

どれもやりがいのあるお仕事ばかりですね。

助産師の転職には「転職サイト」の活用がおすすめ

助産師の転職理由は多岐に渡りますが、どのような理由での転職であっても転職の際には転職専門サイトを利用することをおすすめします。

転職サイトの利用をおすすめする理由は以下の通りです。

求人数が豊富

転職サイトは公開求人・非公開求人ともに多数の情報を抱えているため、効率的に転職先についての情報収集を行うことができます。

自分だけでは到底見つけることのできない非公開求人が多数あり、多くの選択肢の中から自分に合った職場を選ぶことができます。

細かい条件で絞りやすい

転職を考えるのには何かしらの理由があり、転職先に希望する条件も一つや二つばかりではないはずです。

そういった細かな条件を転職サイトを利用しアドバイザーに伝えることで、より自分にマッチした職場を紹介してもらうことが可能になります。

「残業が少ないところがいい」というのは少々抽象的ですが、「残業平均3時間以内がいい」などと具体的な条件がみえている場合、転職サイトは病院や施設ごとのそのような裏情報を握っている可能性があります。

自分が転職先に望む条件をできるだけ細かく洗い出しておくことも、スムーズに転職活動を進めるうえで大切になってきます。

プロの転職アドバイザーがサポートしてくれる

転職サイトを利用することで、プロの転職アドバイザーのサポートを受けることができます。

求人紹介はもちろんのこと、履歴書添削や面接練習・同行など、実際の転職活動へのサポートまで、幅広いサービス内容が充実しています。

現在の職場で働きながら転職活動をする場合は特に、プロの手を借りてサクッとスムーズに転職活動ができると嬉しいですよね。

転職アドバイザーは数多くの転職をサポートした経験に基づき、こちらのニーズを汲み取ることを大変得意としています。

また、転職につきものな不安や疑問にも答えてくれます。

いつでも相談に乗ってもらえるような人を見つけておけると安心ですね。

登録から採用まで、完全無料で利用できる

転職サイトにはいくつもの種類がありますが、だいたいどこのサイトのも最初から最後まで完全無料で利用できます。

情報収集をしていて「やっぱり今の職場の方がいいや」と感じ転職を思いとどまったとしても、料金は一切かかりません。

無料でプロの手を借りることができるのですから、利用しない手はないですね。

助産師におすすめの転職サイト5選

助産師さんの転職には転職サイトの利用がおすすめであることをお伝えしました。

そこでいざ転職サイトに登録しようとすると、たくさんありすぎてどのサイトを利用してよいか迷ってしまいますよね。

そこで、今回はおすすめの転職サイトを5つ、その特徴とともにお伝えします。

自分の転職にピッタリ合いそうな転職サイトを見つけてみて下さいね。

1位|看護roo!

看護に携わる方々御用達!豊富な求人情報をチェックできる

出典:看護roo!
編集部おすすめポイント
  • 求人掲載数が多い
  • 応募施設形態が豊富
  • 充実したサポート内容

看護roo!は、看護学生から現役看護師・助産師まで、看護に携わる人に広く知られている有名なサイトですが、転職サポートも行っています。

求人掲載数が豊富なので、数多くの求人情報から自分に合ったものを選ぶことができます。

サポート内容も多岐に渡り、もちろん無料で利用できるので、おすすめできるサイトです。

項目内容詳細
求人数55,931件
(2021年8月16日現在)
応募施設形態一般病院、大学病院、一般+療養、療養型病院、
精神病院、クリニック、訪問看護、
介護施設、健診センター、保育園・学校
対応方法電話、メール、LINE
サポート内容ヒアリング、求人紹介、面接日程調整、
履歴書サポート、条件交渉代行、
アフターフォロー
受付時間・電話:平日9:00~21:00
(0120-512-919)
・メール:24時間可
運営会社株式会社クイック

2位|ナース専科 転職(旧:ナース人材バンク)

年間10万人以上が利用!ランキングや病院見学などコンテンツが豊富

編集部おすすめポイント
  • 応募施設形態のラインナップが豊富
  • 求人ランキングがみえる
  • Web上で病院見学が可能

ナース専科 転職は年間10万人以上が利用する人気の転職サイトということもあり、応募施設形態のラインナップも非常に充実しています。

また、求人ランキングが日々更新されており、人気の求人がわかりやすいのも魅力です。

さらに、さまざまな病院や施設の様子が写真などでわかりやすく見られるWeb上病院見学も可能です。

コロナ渦の転職活動にもありがたい制度ですね。

項目内容詳細
求人数不明
応募施設形態病院、クリニック、訪問看護、企業・学校
保育園、介護施設全般、美容クリニック、その他詳細
対応方法電話、メール
サポート内容ヒアリング、電話相談、求人紹介、
面接日程調整、面接代行、入職後サポート
受付時間・電話:平日9:30~20:00(0120-515-269)
・メール:24時間問合せ可
運営会社株式会社エス・エム・エス

3位| レバウェル看護(旧:看護のお仕事 )

LINEで相談♪長く働ける職場を探せる

編集部おすすめポイント
  • LINEで気軽に相談でき、自分のペースでやり取りが可能
  • 「長く働き続ける」という視点で働きやすい職場の求人が多数
  • 年間4000回を越える職場訪問を行っており、現場のリアルな様子がわかりやすい

「看護のお仕事」は、ただただ条件に合う求人情報を提供してくれるだけではなく、年間4000回以上に及ぶ職場訪問から得た現場のリアルな様子や裏情報などを多く把握しているという特徴があります。

「長く働き続けることができる」職場探しをモットーにしているため、働きやすさを重視する人におすすめです。

項目内容詳細
求人数121610件
(2021年7月30日現在)
応募施設形態病院、クリニック、介護施設、
訪問看護、検診センター
対応方法電話、メール、LINE
サポート内容ヒアリング、求人案内、書類選考・面接サポート、
条件交渉代行、退職相談、入職後アフターサポート
受付時間・土日祝以外
・9:00~21:00
運営会社レバレジースメディカルケア株式会社

4位|マイナビ看護師

キャリアアドバイザーと直接面談!自分の希望を明確にできる

編集部おすすめポイント
  • 応募施設形態が充実
  • 人気の美容クリニックの求人多数
  • 希望すればキャリアアドバイザーと直接会うことができ、今後の働き方が明確になる

マイナビ看護師も有名な転職サイトの1つですが、キャリアアドバイザーと直接面談が可能である点が一番の特徴であるといえます。

転職について自分で考えていても悶々としてしまう人や、どのような転職にしたいのかが明確にならない人は、是非一度キャリアアドバイザーと面談してみてはいかがでしょうか。

多方面からアドバイスを受けることができ、転職に関する自分の希望などが明確になるかもしれません。

項目内容詳細
求人数52,871件
(2021年8月17日現在)
応募施設形態病院、クリニック・診療所、美容クリニック、
施設(有料老人ホーム、老健など)、
訪問看護ステーション、
看護師資格・経験を活かせる一般企業、
治験関連企業(CRA、CRCなど)、
保育施設、その他
対応方法電話、メール、面談(Web含む)
サポート内容面談・相談、求人紹介(マイナビだけの非公開求人含む)、
応募先の決定、履歴書サポート、
面接対策(面接練習、マナー、日程調整)、
内定辞退代行、入職直前・入職後アフターフォロー
受付時間不明
運営会社株式会社マイナビ

5位|看護師ワーカー(旧:医療ワーカー)

働き方別に特集してくれるから情報が探しやすい

編集部おすすめポイント
  • 働き方に合わせた特集が豊富
  • 転職に役立つコラムや押さえておきたいポイントのまとめがわかりやすい
  • おすすめの求人情報をLINEで受け取ることができ、求人情報が見やすい

看護師ワーカーのサイトには、「働き方別求人特集」が組まれることが多いです。

「助産師求人特集」、「美容クリニック求人特集」、「応援看護師求人特集」、「日勤常勤求人特集」など、希望する働き方別に求人が整理されています。

希望する就職先を見つけやすいのはもちろんのこと、それぞれの働き方のメリットや求人探しのポイントまで記載されており、働き方を考える上で一度はチェックしておきたいものです。

また、伝えた条件に合った求人がLINEで届くのもありがたいポイントです。

求人情報の表示がとても見やすく、転職活動がはかどります。

項目内容詳細
求人数不明
応募施設形態病院、クリニック、介護関連施設、
訪問看護、企業、その他
対応方法電話
サポート内容転職相談、求人紹介、面接サポート、
条件交渉代行、入職後のアフターフォロー
受付時間不明
運営会社株式会社トライト

助産師の転職における気になる質問

最後に、看護師の転職において気になる疑問を解決していきましょう。

悩んでいるのはあなただけではありませんよ。

助産師の免許を持っていなくても働ける?

「助産師」として働くためには、助産師の免許が必要になります。

ですが、看護師や助産師の免許を持っていない状態でも、お母さんや赤ちゃんのケアに携わることは可能です。

「今から看護学校や助産師学校に通うのはきついな」という人は、母子に関わるお仕事ができる「産後ケアリスト」を目指してみてはいかがですか?

自身の妊娠、出産、育児の経験を活かして、悩めるママたちの良き相談役となっている産後ケアリストは多くいます。

学校などに通う必要はなく、自宅でe-ラーニングを受けて試験に合格すれば、晴れて産後ケアリストとなることができます。

チャレンジしやすい資格ですので、要チェックです。

助産師未経験でも働ける場所はある?

助産師未経験でも、もちろん働ける場所はあります。

大きな病院では、新卒でなくても、新卒と同じように教育体制を整えている職場が多いですので未経験でも安心して就職することができます。

未経験でももちろん大丈夫ですが、経験があればそれだけ選考時に優遇されやすくなります。

看護師や助産師の転職事情では、3年以上の勤続年数があると有利になりやすいようです。

「3年で一人前」と言われるのは、ここに理由がありそうですね。

転職で給与アップはできる?

転職で給与アップが期待できるかどうかは、それまでの勤続年数や経験、クリニカルラダーなどの評価、そして転職先での業務内容により決まってきます。

現在の職場に給与面の不満があって転職する場合には、事前に転職先の給与面について十分に情報収集しておく必要があります。

そこで、助産師の資格を活かして転職する場合に、良いお給料が期待できる転職先として、

産婦人科、保健センター、助産師養成学校、不妊治療クリニックの4つをご紹介します。

4つの職業での平均給与は以下の通りです。

転職先平均給与
産婦人科400~450万円
保健センター450~550万円
助産師養成学校450~600万円
不妊治療クリニック500~650万円

参考元:日本看護協会調査研究報告 総務省|給与・定員等の状況 Coconas

産婦人科への転職とはいっても、病院や施設の規模、取り扱う分娩回数などによって給料は異なります

ハイリスク分娩を扱うことができるような大学病院や地域中核病院の産婦人科への転職では給料アップが見込めると考えられます。

保健センターや助産師養成学校の教員も、場合によっては給与アップが見込めます。

また、不妊治療クリニックは年々患者数やその需要が増えており、クリニックの数自体も増えていますので、助産師の需要も高まっています。

助産師が活躍できる場は、産婦人科だけに留まらず拡大しています。

辞めることを伝えるベストなタイミングはいつ?

転職するとなると、現在の職場に退職の意を伝えなければなりませんよね。

ここをストレスに感じる人は、けっこう多いのではないでしょうか?

一つ注意しておきたいのが、現在の職場の就業規則「退職する場合は〇〇か月前までに申告する」というような決まりがあることが多い点です。

一般的には、退職の3か月前まで、余裕をもって6か月前までに現在の職場に退職の意志を伝えておくと、後々自分も楽になり、余計な不安なく転職活動に集中することもできます。

退職の意志が固まった時点で早めに伝えておいて損はなさそうです。

まとめ

  • 助産師は理想の働き方によってさまざまな場所で働くことが可能
  • 助産師の資格を活かして働ける場所は産婦人科だけではない
  • 助産師の転職には転職サイトの利用がおすすめ
  • 助産師はキャリアアップの機会もたくさんある

今回は助産師の転職事情についてお伝えしました。

助産師免許を取得するのは決して簡単なことではなく多くの努力が必要になりますが、免許取得後はあらゆる現場で免許を活かして働き続けることができます。

たくさんの経験があり給与アップを狙うなら「アドバンス助産師」を目指すもよし、子育てしながら働ける「産後ケアリスト」を目指すもよし、看護師として心機一転新しい出発もよし。

たくさんの選択肢があるので、ぜひ自分にぴったりの働き方についてじっくり考えてみて下さいね。

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