産業看護師になるには?保健師資格なしでもなれる?仕事内容や年収などを解説

13 min
産業看護師になるにはどうすればいいか知りたい人

産業看護師になるにはどうすればいいか知りたい人

産業看護師になるには?産業看護師になるには資格が必要?
保健師資格なしでも産業看護師になれる?
産業看護師の資格取得の方法は?
産業看護師はなぜ人気?

産業看護師になるにはどうすればいいの?と悩まれている方は多いかと思います。

臨床で働く看護師とは異なり、産業看護師はあまり医療行為を行いません。そのため、必要なスキルや求められる役割もまるきり異なります。

この記事では、産業看護師になるために必要な資格・スキル・経験、仕事内容、向いている人の特徴などについて解説していきます。

最後まで読めば、産業看護師について詳しくなり、産業看護師になる決意が固まるかもしれません。

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産業看護師になるには?

産業看護師になるための必要事項を解説していきます。

産業看護師に必要な資格|看護師資格のみでもOK

産業看護師になるには、保健師の資格が必要と考えている方は多いようです。

しかし、看護師免許のみでも、産業看護師・産業保健看護師として企業の医務室・健康管理室で働くことができます。

ただ、保健師免許がある方が採用されやすいのは事実です。

看護師免許のみの場合、特定保健指導の問題が絡んできます。

特定保健指導とは
生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く 期待できる方に対して、専門スタッフ(保健師、管理栄養士など)が生活習慣を見直すサポートをします。

引用:厚生労働省「特定健診・特定保健指導について」

看護師免許があれば、特定保健指導を行うことができますが、一定の実務経験が必要になってきます。(令和11年末まで)

実務経験がない方は、まず全日本病院協会が主催する「特定保健指導実施者育成研修」を受講しましょう。

厚生労働省の「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」には、『保健指導実施者は、健診・保健指導の研修ガイドラインに記載されている研修を修了していることが望ましい。』と記されています。
つまり、研修を修了していなければ、実務経験を積むことはできません。

病院看護師から産業看護師になりたい場合、特定保健指導の研修を受けて実務経験を1年ほど積んでから転職するのがおすすめです。研修・実務経験を経てから転職活動を行うほうが、まったくの未経験より採用されやすいです。就職後も業務の幅が広がります。

保健指導に関する一定の実務経験のある看護師について
平成20年4月現在において1年以上(必ずしも継続した1年間である必要はない。)、保険者が保健事業として実施する生活習慣病予防に関する相談及び教育の業務又は事業主が労働者に対して実施する生活習慣病予防に関する相談及び教育の業務に従事した経験を有する看護師と解するものとすること。なお、業務に従事とは、反復継続して当該業務に専ら携わっていることを意味するものであること。

引用:厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」

産業看護師(企業看護師)に役立つ資格

以下は産業看護師になりたい方におすすめの資格一覧です。

取得必須ではありませんが、持っていれば就職・転職で有利になります。また就職後も業務で活かすことができます。ぜひ、取得の検討をしてみてください。

産業看護師に役立つ資格
  • 衛生管理者
  • 産業カウンセラー
  • メンタルヘルスマネジメント検定
  • 健康経営アドバイザー

産業看護師に必要な臨床経験

医療機関や介護施設では臨床経験を重要視しています。では、医療行為を行わない一般企業では臨床経験は重要視しているのでしょうか?

臨床の経験を活かせる場面はありますが、臨床経験の長さは重要視されていません。それよりも、実績や経歴が見られがちです。短期離職を繰り返している場合、すぐに辞めるのでは、と敬遠される可能性があります。

臨床経験の長さは重要視されていないものの、怪我の処置や経過観察などが業務に含まれているので、最低1年以上の臨床経験はやはり必要です。

採用されやすいのは、医療機関での勤続年数が3年以上の人です。企業の採用担当者も、ある程度の経験を持ち、かつ早期退職をしなさそうな人を選びます。勤続年数3年以上あれば、採用担当者は臨床経験(=スキルと経験)がある・長く働いてくれそう、という印象を持つ可能性が高いため、勤続年数3年以上は採用につながります。

特定保健指導の実務経験があるとなおよいでしょう。産業看護師の仕事は保健関連が多いので、特定保健指導の実務経験があれば、即戦力とみなされる可能性があります。

産業看護師に必要なスキル

産業看護師として働くのに必要なスキルは以下の通りです。

産業看護師に必要なスキル
  • 基本的なビジネスマナー
  • PCスキル(ワード・エクセル・パワーポイント)
  • コミュニケーションスキル
  • 産業保健の知識

産業看護師になれば、医療機関や介護施設での勤務に比べ、パソコンを使った事務作業の量は増えます。

例えば、エクセルで健康診断のデータを管理したり、健康便りなどの書類資料をワードで作成したりします。PCスキルは身につけておくと安心です。

また、外部の人とやり取りをする場面が増えるので、名刺の渡し方や電話の受け答え方など、基本的なビジネスマナーも身につけておきましょう。

コミュニケーションスキルも重要です。産業医と連携を図ったり、カウンセリングなど、人と話す場面が多いからです。

産業保健についてあまり勉強せずに就業したことで苦労した人は多いようです。選考でも使える知識なので、産業保健について調べてみるのがおすすめです。

日本産業衛生学会は産業看護の定義を以下のように定めています。

産業看護とは、事業者が労働者と協力して、産業保健の目的を自主的に達成できるように、事業者、労働者の双方に対して、看護の理念に基づいて、組織的に行う、個人・集団・組織への健康支援活動である。

注1 産業保健の目的:
  1)職業に起因する健康障害を予防すること
  2)健康と労働の調和を図ること
  3)健康および労働能力の保持増進を図ること
  4)安全と健康に関して好ましい風土を醸成し、生産性を高めることになるような作業組織、労働文化を発展させること

注2 看護の理念:
健康問題に対する対象者の反応を的確に診断し、その要因を明らかにして、問題解決への支援を行う。その支援に際しては、相手を全人的に捉え、その自助力に働きかけ、気持ちや生きがいを尊重することが求められる。

引用:日本産業衛生学会-産業看護部会-

産業看護師とは

産業看護師とは、一般企業で労働者の健康を支える看護師のことです。

以下の項目順に産業看護師について詳しく紹介していきます。

産業看護師と企業看護師の違い

産業看護師と企業看護師は同一視されることが多いですが、実は産業看護師と企業看護師の一部です。以下は産業看護師と企業看護師の違いです。

産業看護師:産業保健(産業医学を基礎に、社員の健康保持と生産性の向上に貢献する活動)に従事する看護師
企業看護師:看護師としての知識や経験を活かして一般企業で働く看護師

産業看護師は社員・従業員の健康を支えるのが役割です。

一方の企業看護師は、一般企業で働く看護師全般を指す言葉であり、その種類や仕事内容は様々です。以下の表は、企業看護師の種類と仕事内容をまとめたものです。

職場職種仕事内容
治験関連の企業治験コーディネーター(CRC)、
臨床開発モニター(CRA)など
治験の準備・調整・運営を行う
コールセンター
(ワクチン接種後の相談窓口、
医薬品メーカー、医療機器メーカー、
保健会社など)
オペレーターお客様の救急相談や健常維持の相談に
応対する
医療機器メーカークリニカルスペシャリスト(フィールドナース)自社製品の営業のサポートを行う
会員制クリニック看護師会員に向けて医療関連のドローを行う
保育園(私立)看護師園児の健康管理、保護者への保健指導、
園内の衛生管理などを行う

つまり、一般企業の医務室などで働く産業看護師は企業看護師の一部であり、これらは同じ意味ではありません。

産業看護師と企業看護師を同一視している企業は多いです。例えば、治験コーディネーター(企業看護師)の求人なのに、【産業看護師の募集】と銘打ち、募集をかけているものがあります。このような場合が多々あるので、求人を探す際は募集内容を確認して応募するようにしましょう。

産業看護師の職場

産業看護師の職場は企業の医務室や健康管理室などです。
産業看護師は以下のような業界の医務室や健康管理室で、社員の健康を支えています。

以上の調査では、回答者が20人以下の業種はその他に合算されています。
下記はその他に含まれる業種の一覧です。

  • 情報通信業
  • 金融業、保険業
  • 卸売業、小売業
  • 建設業
  • 電気・ガス・熱供給・水道業
  • 教育、学習支援
  • 公務
  • サービス業
  • 学術研究、専門・技術サービス業

産業看護師の仕事内容

規模が大きい一般企業には医務室や健康管理室が設置されています。医務室・健康管理室で働く産業看護師の仕事内容は以下のとおりです。

産業看護師の主な仕事
  • 産業医の指示のもと、社員の健康管理や事務作業
  • 健康診断とストレスチェックの実施管理とフィードバック
  • 保健指導・健康相談
  • 健康面での労働環境整備
  • 急病や怪我の処置

産業看護師がいる一般企業には、産業医もいることがほとんどです。しかし、産業医が常駐しているかどうかは一般企業によって異なります。

健康診断とストレスチェックは委託業者が実施する場合が多いです。この場合、看護師はそれらの準備を行います。そして診断結果を社員にフィードバックし、必要があれば社員と面談し、指導を実施します。

労働環境の整備では、過重労働対策や受動喫煙防止対策、ハラスメント対策など、社員が健康的に仕事ができる環境作りに取り組みます。

産業看護師の平均年収

産業看護師の年収は450〜500万円が相場です。

看護師全体の平均年収は508万円(出典:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」)なので、産業看護師の年収は平均的です。

しかし、産業看護師は夜勤や土日祝の出勤がほぼありません。一方、全体の平均年収には夜勤手当などが含まれています。その点を踏まえると、産業看護師の年収は全体平均と同等なので高収入だと言えます。

産業看護師のメリット・デメリット

産業看護師として働くメリットとデメリットを紹介します。

まず、産業看護師として働くメリットについてです。

産業看護師のメリット
  • ワークライフバランスがとりやすい
  • 体力的な負担が少ない
  • 難しい医療行為が少ない

業界にもよりますが、産業看護師が働く企業のほとんどは平日勤務、土日祝は休日の体制です。

医療機関のようにシフト制ではないため、予定が立てやすいのが特徴です。急な出勤変更も起こることはないので、ワークライフバランスが取れた働き方ができます。

夜勤や介助など、体力が削られる業務も基本的にありません。加えて難しい医療行為も少ないです。心身ともに落ち着いた環境で働けます。

産業看護師のデメリット
  • 産業看護師や産業保健看護職の求人は少なめ
  • 医療現場の感覚を忘れやすい
  • 収入が減る可能性がある

医療機関や介護施設の求人に比べ、産業看護師・産業保健看護職の求人は少なめです。必要な人員は1企業につき1〜2人程度、しかも離職率も低いので、企業が出す看護師向け求人は多くはありません。また、必要人員が1〜2人程度なので経験者を優遇する傾向が強く、求人によっては未経験不可など、応募条件を設定しているものがあります。そのため、希望の条件にあう求人を見つけるまで時間がかかるでしょう。

産業看護師は落ち着いた環境で働けるのがメリットですが、難しい医療行為が少ない分、看護スキルを忘れてしまいやすいです。病院やクリニックなどの臨床への復職を考えた際、経験・スキル不足によって転職活動が不利になるおそれがあります。

産業看護師が働く職場は夜勤がなく、残業は割と少ないです。ワークライフバランスが取りやすい反面、夜勤手当がないので、収入が下がる可能性があります。

産業看護師(企業看護師)に向いている人・おすすめな人の特徴

産業看護師に向いている人の特徴は以下の通りです。

産業看護師に向いている人・おすすめな人の特徴
  • 医療以外の業界に興味がある人
  • コミュニケーションスキルが高い人
  • ワークライフバランスを重視した働き方をしたい人
  • 落ち着いた環境で働きたい人

医療以外の業界に興味がある人は産業看護師がおすすめです。

医療に関わりつつも、今までとまったく違う業種・業界で働くことができます。また、看護師免許も活かすことができます。

産業看護師は夜勤がないため、収入が減ってしまう可能性はありますが、シフト制ではないので予定を立てやすいのが特徴の一つです。加えて、難しい医療行為や体力が削られる業務も基本的にありません。

収入よりも、ワークライフバランスを重視する人や落ち着いた環境で働きたい人にも産業看護師はおすすめです。

コミュニケーションスキルが高い人は産業看護師に向いています。相手の悩みや考えを会話を通して汲み取り、適切な対応を取らなくてはならないからです。

産業看護師(企業看護師)の就職事情

給料が安定したイメージがあり、仕事とプライベートのメリハリが取れることから、産業看護師は人気がある職種で、求人倍率は非常に高いです。

産業看護師の求人は少なめです。というのも、勤務条件がいいので離職率が低く、欠員が出てもすぐに埋まってしまう状況だからです。また、企業は産業看護師より、産業保健師を募集することが多いです。

産業看護師の転職市場は椅子取りゲームのような状況なので、産業看護師として企業で働きたい場合は、早めの行動を心がけ、選考対策は念入りに行いましょう。

可能であれば、保健師免許を取得するのがおすすめです。産業保健師の求人は比較的多いので、保健師免許を所持しているほうが転職しやすいです。

正社員ではなく、契約社員や派遣社員などで産業看護師を目指すという手もあります。非常勤雇用の求人も中にはあり、企業の福利厚生が受けられる場合もあるので、ぜひ検討してみてください。

産業看護師求人の探し方

数が少ない産業看護師の求人を探すにはどうすればいいのでしょうか?

求人の探し方は3つ挙げられます。

産業看護師求人の探し方
  • ハローワークの利用
  • インディードなどの求人サイトの利用
  • 看護師転職サイトの利用

1つはハローワークの利用です。
ハローワークは各都道府県に設置されている総合的雇用サービスで、厚生労働省が運営しています。地域に密着した求人紹介を行っているため、主に中小企業の求人を扱っています。
しかし、ハローワークで産業看護師の求人が出ることは稀なので、随時、求人のチェックが必要です。

2つ目の方法はインディードなどの求人サイトの利用です。
ハローワークに比べて求人の数は多いですが、治験コーディネーターなどの企業看護師の求人が含まれています。

3つ目は看護師向けの転職サイトの利用です。
非公開求人を持つ転職サイトは、好条件の求人を紹介してくれる可能性が高いです。非公開求人を閲覧するには、会員登録を行う必要があります。

面倒に感じる作業だと思いますが、会員登録をするメリットはたくさんあります。希望すれば、求人の紹介だけではなく、履歴書添削や面接対策、内定辞退の連絡代行など、サポートサービスを無料で受けることができます。一人きりで転職活動を行うより、効率よく転職活動を進めることができます。

非公開求人

非公開求人とは、転職サイトがあえて非公開にしている求人のことです。
転職サイトが求人を非公開にしている理由は、以下の2つが挙げられます。

  • 応募の殺到を避けるため
  • 選考を効率よく行うために条件にあう人だけに紹介したいから

非公開求人は好条件のものが多く、人気が高いです。
そのため、「非公開求人が多い転職サイト=優良求人が多い転職サイト」と考えてよいでしょう。

産業看護師になりたい人におすすめの転職サイト4選

産業看護師として働きたい人におすすめの看護師転職サイトを4つ紹介します。
紹介する看護師転職サイトは次のとおりです。

複数の転職サイトを併用するのがおすすめです。複数の転職サイトを利用すれば、たくさんの求人を収集することができるので、理想に近い職場が見つかる可能性が高くなります。

以下では転職サイトの特徴やおすすめポイントなどを紹介していきます。
転職サポートは無料で受けることができるので、ぜひ検討をしてみてください。

ナース専科 転職(旧:ナース人材バンク)

ナース専科 転職はこんな人におすすめ!
  • 在宅ワークをしたい人
  • 地方で職場を探している人
  • 求人を比較して職場を選びたい人

ナース専科 転職(旧:ナース人材バンク)は扱う求人の数が業界最多の看護師転職サイトです。選択肢の幅が広いので、求人の内容を見比べて職場を選ぶことができます。また、非公開求人も多く有しているので、条件のいい一般企業の求人を紹介してくれるでしょう。

ナース専科 転職は地方担当制を導入しており、各都道府県に営業所が設置されています。そのため、他の転職サイトに比べて地方の求人を多く扱っています。地方で就職したい方は、ナース専科 転職の利用がおすすめです。

さらに、ナース専科 転職を運営する株式会社エス・エム・エス(SMS)では、中小企業をターゲットに産業保健指導を行う「リモート産業保健」というサービスを提供しています。「リモート産業保健」はSMSに所属する産業看護師・産業保健師が複数の中小企業に対し、リモートで産業保健指導を行っています。

選考はありますが、SMSに産業看護師として採用されれば、在宅ワークをすることができます。興味のある方はナース専科 転職の転職エージェントに「リモート産業保健」についてたずねてみてください。(引用:ちょっと違う! エス・エム・エスの産業看護職とは? / 産業医の紹介ならリモート産業保健)

サイト名ナース専科 転職(旧:ナース人材バンク)
運営会社株式会社エス・エム・エス
設立年2005年
求人数約205,000件※
対応職種正看護師/准看護師/認定看護師
/助産師/保健師/管理職
対応雇用形態常勤/非常勤
対応勤務形態2交代/3交代/夜勤なし/夜勤専従
対応診療科目美容/小児科/産婦人科
/皮膚科/整形外科/形成外科
/眼科/耳鼻咽喉科/外科
/脳神経外科/呼吸器科/消化器科
/循環器科/内科/
精神科・心療内科/透析/その他
対応施設病院/クリニック/訪問看護
/企業/保育園/幼稚園
/学校/居宅介護支援事業所
/有料老人ホーム
/地域包括支援センター
/デイサービス事業所/訪問介護事業所
/グループホーム介護老人ホーム
/保健施設/特別養護老人ホーム
/軽費老人ホーム
/サービス付き高齢者専用住宅
/デイケア事業所
/ショートステイ事業所/小規模多機能
/訪問リハビリ事業所/訪問入浴事業所
/介護療養型医療施設
/看護小規模多機能居宅介護
担当業務病棟/外来/手術室/透析/その他
拠点数14拠点
(東京/札幌/仙台/金沢/千葉/大宮/横浜/名古屋/京都/大阪/神戸/広島/高松/福岡)
プライバシーマーク取得あり
厚生労働大臣許可厚生労働大臣許可番号
13-ユ-190019

マイナビ看護師

マイナビ看護師はこんな人におすすめ!
  • 初めて転職をする人
  • なるべく早く転職をしたい人
  • たくさんの転職情報が欲しい人

マイナビ看護師は、大手人材紹介会社のマイナビが運営する看護師向けの転職サイトです。

スピーディーで丁寧なサポートが評判です。利用者の中には、サポート申し込みから約10日で転職した人がいるようです。マイナビ看護師の対応の早さがわかりますね。

マイナビ看護師では、所属する転職エージェントが求人先を訪問し、職場の雰囲気や産休・育休の取得率などを調査し、利用者に提供しています。また、非公開求人の数は全体の30%を占めています。さらに、転職セミナー・イベントを随時開催しています。転職に関する情報をたくさん収集したい方はマイナビ看護師の利用がおすすめです。

転職するか迷われている方もマイナビ看護師の利用がおすすめです。マイナビ看護師は相談のみも受け付けています。看護業界に精通する転職エージェントが産業看護師のメリットやデメリットを詳しく教えてくれます。

サイト名マイナビ看護師
運営会社株式会社マイナビ
設立年2019年
求人数約80,000件※
対応職種正看護師/准看護師/保健師
/助産師/ケアマネージャー
対応雇用形態常勤/非常勤/派遣/業務委託
対応勤務形態2交代/3交代/
夜勤なし/夜勤専従
対応診療科目小児科/美容外科/整形外科
/外科/内科/眼科
/産科/心療内科/整形外科
/脳神経外科/消化器内科
/心臓血管外科/消化器外科
/血液内科/神経内科/歯科
/消化器内科/精神科/婦人科
/スポーツ整形外科
対応施設病院/急性期病院
/ケアミックス型病院/療養型病院
/リハビリテーション病院
/精神科病院/精神科クリニック
/精神科訪問看護/検診センター
/クリニック/美容クリニック
/老人ホーム・特料・老健などの施設/訪問看護ステーション
/一般企業/治験関連企業/保育施設
担当業務病棟/外来/手術室/救急外来
/透析/内視鏡/訪問看護/ホスピス
拠点数20拠点
(銀座/新宿/西東京/大阪/札幌/名古屋/仙台/横浜/さいたま/群馬/茨城/静岡/新潟/京都/神戸/岡山/広島/福岡/熊本/鹿児島)
プライバシーマーク取得あり
厚生労働大臣許可厚生労働大臣許可番号
13-ユ-080554

看護師ワーカー(旧:医療ワーカー)

看護師ワーカー(旧:医療ワーカー)はこんな人におすすめ!
  • 面接が苦手な人
  • 契約社員や派遣社員として働きたい人
  • 好条件求人の情報が欲しい人

看護師ワーカー(旧:医療ワーカー)は非公開求人を多く持っています。会員登録を行えば、週に1回、非公開求人を紹介するメールが届きます。

それだけではなく、看護師ワーカーの転職エージェントはヒアリングの内容を元に、利用者の希望にあった求人を複数紹介してくれます。

看護師ワーカーの転職サポートには、面接同行が含まれています。面接本番の直前まで利用者をサポートしてくれるそうです。

看護師ワーカーは派遣事情も行っているので、派遣や契約、パート・アルバイトの求人が他サイトに比べて多いです。非正規雇用での就職を考えている方は、看護師ワーカーの利用がおすすめです。相談のみも受け付けています。

サイト名看護師ワーカー(旧:医療ワーカー)
運営会社株式会社トライトキャリア
設立年2016年
求人数約60,000件※
対応職種正看護師/准看護師/保健師
/助産師/ツアーナース/イベントナース
対応雇用形態常勤/非常勤/派遣
/応援看護師/産業保健師
/認定看護師/公務員/看護教員
/救急救命士/不妊カウンセラー
対応診療科目内科/整形外科/外科
/リハビリステーション科/循環器科
/血液内科/循環器内科
/消化器内科/神経内科
/腎臓内科/心療内科
/糖尿病内科/内分泌内科
/老年内科/救命救急科/形成外科
/呼吸器外科/消化器外科
/心臓血管外科/乳腺外科
/脳神経外科/美容外科
/眼科/産婦人科/耳鼻咽喉科
/小児科/総合診療科/精神科
/人間ドッグ・検診/泌尿器科
/皮膚科/美容皮膚科/病理診断科
/婦人科/放射線科/麻酔科
/肛門科/リウマチ科/胃腸科
/アレルギー科/口腔外科
/歯科/呼吸器科/消化器科
/緩和ケア科/産科
対応勤務形態2交代/3交代/夜勤なし/夜勤専従
対応施設病院/クリニック/美容クリニック
/介護関連施設/訪問看護/企業
/献血/検診センター/健診センター
/訪問入浴/保育園/福祉センター
/障害者支援施設/療養型病院
/ケアミックス病院/精神科病院
/大学病院/地域包括支援センター
/リハビリ病院/透析クリニック
担当業務訪問看護/透析/ホスピス/訪問診療
/オペ室/救急外来/NICU/
コールセンター/外来/療養病棟
/内視鏡室/ICU/献血
拠点数12拠点
(札幌/仙台/東京/横浜/大宮/名古屋/静岡/大阪/神戸/京都/広島/福岡)
プライバシーマーク取得あり
厚生労働大臣許可厚生労働大臣許可番号
27-ユ-301770

MCナースネット

MCナースネットはこんな人におすすめ!
  • 契約社員や派遣社員として働きたい人
  • 好条件求人の情報が欲しい人
  • 転職に関する不安・悩みがある人

MCナースネットは非常勤(パート・アルバイト)、単発、派遣の求人が多い転職サイトです。正社員雇用の求人もありますが、非常勤(パート・アルバイト)、単発、派遣の求人を探すなら、MCナースネットを利用するのがおすすめです。

また、MCナースネットを運営する株式会社メディカル・コンシェルジュは医療従事者の人材派遣事業もしています。産業看護師の派遣求人があれば、派遣社員として働くことが可能です。

MCナースネットは非公開求人を持っており、好条件の求人を紹介してくれる可能性が高いです。

履歴書の添削や面接対策などの通常の転職サポートに加え、税金、保険、転居などに関する相談にも乗ってくれます。

サービス名MCナースネット
運営会社株式会社 メディカル・コンシェルジュ
設立年2009年
求人数約15,000件※
対応職種正看護師/准看護師/保健師/助産師
対応雇用形態常勤/非常勤/派遣
/委託業務/単発・スポット
対応勤務形態夜勤なし/夜勤専従/ツアーナース
対応施設病院/クリニック/訪問看護/デイサービス/
訪問入浴/介護施設/企業
/コールセンター/ツアーナース
/巡回健診/学校・保育園
/行政/イベント/薬局/その他
拠点数25拠点
(恵比寿/名古屋/新宿/京都/札幌/大阪/梅田/仙台/さいたま/難波/柏/神戸/千葉/岡山/銀座/広島/池袋/高松/町田/松山/横浜/北九州/静岡/福岡/浜松)
プライバシーマーク取得あり
厚生労働大臣許可厚生労働大臣許可番号
13-ユ-070292

まとめ

この記事の要点を以下にまとめました。

  • 産業看護師になるには、保健師資格なしでもなれる。ただ、保険関連の業務が多いため、保健師の資格を所有しているほうが就職しやすい
  • 臨床経験の長さより、実績や経歴が見られがちで、特定保健指導の実務経験があるとなおよい
  • 産業看護師として働くなら、ビジネスマナー・PCスキル、コミュニケーションスキル・産業保健の知識が必要

産業看護師になるには特別な資格は特に必要ありません。

けれど、産業看護師の求人は少ないため、特定保健指導の実務経験や衛生管理者、産業カウンセラーなどのプラスの資格の所有が、転職の鍵になります。

産業看護師の求人を探すなら、看護師転職サイトを利用するのがおすすめです。
好条件の求人に出会う確率が高く、一人で転職活動を行うよりも、効率よく転職活動を進めることができるからです。

産業看護師はワークライフバランスがとりやすく、心身の負担が少ないことがメリットです。
病棟での勤務に疲れ、プライベートの時間が欲しいという方は、産業看護師の道に進んでみるのも一つの手です。

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