病院以外の看護師の転職先おすすめ候補21選を紹介|資格を活かせる職場とは?働き方や仕事内容は?

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看護師転職するなら病院以外がいいという人はいませんか?

看護師と言うと、病院で働いているイメージが強いもの。しかし、実は病院以外の場所でも、たくさんの看護師が活躍しています。病院で働く看護師と仕事内容などは大きく変わってきますが、看護師の経験を積んだ後に他の企業に転職してスキルを活かすこともできます。

と言うことで今回は、病院以外の看護師の転職先について紹介するとともに、病院以外で働くメリットや注意点についても触れていきます。病院以外の勤務先を視野に入れているという人は、ぜひチェックしてみてください。

病院以外の看護師の転職先

病院以外にも、看護師資格を持つ人の転職先は実はたくさんあります。長年病院で勤め的tが病院での勤務に疲れたので、他の仕事に転職するという人も少なくありません。ということでここからは、看護師の転職先として病院以外の場所をピックアップして紹介していきます。

産業看護師

産業看護師というのは、医療や介護現場ではなく、一般的な企業で働く看護師のことです。そのため、産業看護師は企業看護師とも呼ばれています。大きめの会社では、社内に医務室や健康管理部門の部署などが設けられていますが、産業看護師はここに所属して、体調不良を訴える社員の看護や怪我の処置にあたります。

産業看護師は、一般的な企業の職員と同様にメールチェックなどの雑務も行います。また、健康診断についても産業看護師が担当。結果を確認して、面談を希望する人や必要とする人には直接あって指導を行います。

産業看護師は、一般の企業に勤める会社員と同じ待遇なので、病院勤務のように不規則な生活になることは少ないです。基本的に土日休みが保障されていますし、デスクワークが多いので病院勤務よりも身体的・精神的な負担が少ないです。

自衛隊看護師

自衛隊看護師は、自衛隊に所属する隊員の救護や看護を行う仕事です。特別国家公務員となる重大な仕事であり、医療の現場で働くのと同様に責任も大きいです。主な勤務地は自衛隊病院や自衛隊基地、また国内外の災害地に出向いて負傷した自衛隊員の救護にあたります。

自衛隊看護師は自衛隊の一員ですから、他の隊員と同じように訓練に参加します。徒歩行進で30kgの荷物を持って山道を移動するなど、過酷な訓練にも参加しなければなりません。これは、実際に被災地など過酷な場所に出向いて救護を行うために必要な訓練なのです。通常の看護師以上に高い体力と強い精神力が必要になります。

自衛隊看護師は、ハードな仕事内容であることもあり、給与が比較的高めです。看護師の平均年収が500万円以下であるのに対し、自衛隊看護師は階級や勤続年数にもよりますが、500万円を超える場合が多いです。

訪問看護

訪問看護では、病院で看護を行うのではなく、患者の自宅に訪問して看護を行う仕事です。近年では、病院よりも住み慣れた自宅で病気の療養をしたいという人が増えてきています。そのような人の意思を尊重する形で、訪問看護という仕事が存在しているのです。

訪問看護では、健康状態の悪化を抑えたり、回復を目指す手助けを行います。訪問看護では主治医に付き添う形で看護師が看護をします。回復の兆しが見えない場合にも、自宅で最期を迎えたいという人の希望に沿って看護を行うこともあります。

訪問看護は、障害や症状の大小や年齢にかかわらず、すべての人が利用できます。そのため病院での勤務同様に、どんな患者さんにも柔軟に対応できるスキルが必要になります。

保育園・幼稚園

看護師というと病院勤務のイメージが強いですが、保育園や幼稚園で働く看護師もいます。子供は怪我もしやすいですから、園内で児童の看護にあたる仕事は重要視されています。また、看護師は児童の看護や治療だけでなく、日々の食事の管理やアレルギー対応なども業務の一環です。

毎日めまぐるしく動き、早いスピードで成長する児童の管理も看護師の役割の一つでもあります。子供が好きで、いつも常に近くで子供の成長を見ていたいという人にとっては、保育園や幼稚園での勤務は魅力的にに思えるでしょう。

近年では、厚労省が保育園や幼稚園への看護師の焼酎を推奨しています。保育園にもよりますが、園に対して1人程度、看護師を保育士として配置しているところが多いのです。そのため、保育園や幼稚園で働きたいという人も、職場を見つけやすいでしょう。

大学の看護師

幼稚園などと同じように、大学の保健室にも看護師が常駐している場合が多いです。大学の保健室の場合は、医師が常駐しているところもあれば、看護師のみで対応に当たる場合もあります。

大学の保健室においての看護師の業務としては、健康診断の実施や管理、怪我や体調不良の処置、メンタルヘルスや体調面などの相談に乗ること、などが挙げられます。生徒だけではなく教職員の健康管理も担当することになるので、業務の幅は広いです。

また、大学の看護師の場合は、基本的に大学が空いている時間のみの業務となるので、病院勤務のように夜間の仕事はありません。日勤が基本なので、不規則な生活になるのが辛いという人にとっては、大学の看護師は働きやすいでしょう。

医療機器メーカー

看護師は、医療の現場だけではなく、医療機器のメーカーでも採用されることがあります。看護師同様に医療のサービスに関わることができるので、医療が好きで看護師をしているという人にはおすすめです。ただ、看護師とは全く別の仕事になるので、看護師の経験やスキルを十分に生かしきれない場合もあります。

ただ、医療機器メーカーは看護師のように不規則な生活を強いられることはありません。残業や休日出勤は稀にありますが、ほとんど定時勤務が可能です。基本的に夜勤のない仕事なので、ライフスタイルの乱れも起こりにくいのがメリットと言えます。

医療機器というのは、どの時代も必要とされる道具です。景気に左右されることがないので、安定した働き方ができるでしょう。また、近年は医療機器のニーズも増えているので、需要の高い仕事でもあります。給与面での水準が高いのも魅力の一つです。

治験コーディネーター

治験コーディネーターというのは、新しく作られた医薬品の安全性などを確認するために、治験の被験者への臨床実験に関わる仕事です。医療関係のスキルや技術が必要になるので、看護師からの転職者も多くなっています。

仕事内容としては、被験者への臨床試験の段取りや内容の説明、相談への対応、被験者の心や身体のケアをするというものがメインです。仕事内容は幅広いので、看護師としてのスキルや技術を大きく活かすことができます。

治験コーディネーターは基本的に日勤なので、家庭のこととのバランスを取りやすいのが大きなメリットです。医師と被験者、医師とスタッフの間を円滑にとり持つ必要があるので、コミュニケーション能力が求められます。

介護施設や高齢者向け施設

看護師は、介護施設や高齢者向けの施設で働くこともできます。病院に勤める看護師とは仕事内容が大きく異なるので、ギャップについてはあらかじめ理解しておかなければなりません。基本的には介護福祉士などと協力して、入居している高齢者や要介護者の生活のサポートにあたります。

介護施設には医師が常駐していないところがほとんどなので、入居者の容体が悪化した場合には看護師がいち早く応急処置をしなければなりません。その上で、駆けつけた医師や救急隊員に容体を正確に伝える必要があります。常に冷静な判断で動ける看護師でないと、務まらない仕事でもあります。

ただ、介護施設で働く看護師は、病院勤務の看護師に比べて心身の負担が少ないのが魅力です。入居者の健康管理や服薬の補助がメインなので、常に動き回らなければならないということもありません。そのため、ブランクがある看護師や高齢の看護師でも働きやすいのがメリットです。

献血ルーム・検診センター

献血ルームや検診センターでも、安全な処置のために看護師が常駐しています。献血ルームで働く看護師の仕事は、そこまでハードなものではありません。基本的には受付業務や、採血・献血、抜針、記録や物品の管理などです。病院で働く看護師と比べると動き回ることも少ないので、働きやすいでしょう。

また、こちらの仕事も基本的に夜勤はなく、日勤のみなので、ライフスタイルとうまくバランスをとって働くことができます。また、病院と違って健康な体の人を対象としているので、現場で急変が起こるというケースもほとんどありません。イレギュラーが少ないので、心身ともに安定して働くことができるでしょう。

ただ、献血というのは日本赤十字社が独自で行っているサービスなので、就職するのは狭き門です。

ツアーナース

ツアーナースというのは、学校や企業の旅行や課外授業に付き添って、参加者の体調が急変した場合などに看護にあたる仕事です。病院勤務とは違って、特定の勤務先を持たず、いつも行く場所が異なるため、病院勤務では得られないようなケースバイケースの知識などが身につきます。どんな状況でも冷静に対処するスキルを身につけることができるでしょう。

ツアーナースは旅行当日の看護業務だけではなく、事前に主催者と打ち合わせをして、旅行の段取りなどをすり合わせることも必要です。わからない点はこの時に確認しておかないと、旅行当日にスムーズに動けなくなるので、こちらの業務も怠らないようにしましょう。

ツアーナースは基本的に旅行ごとに派遣される「派遣社員」のような扱いなので、給与も働いた日の分だけ「日給制」で支払われます。安定的な給与を見込むことは難しいですが、新しい仕事を探す間にツアーナースで経験を積むというのも、自分のスキルアップのための一つの手段です。

トラベルナース

トラベルナースは、ツアーナースと混同されがちですが、業務内容は大きく異なります。看護師の少ない病院に数ヶ月から1年程度の間勤務して業務を行います。離島に勤める場合には、離島ナースと呼ばれることもあります。

トラベルナースも勤務先や病院や診療所などの医療機関なので、仕事内容としては通常の病院勤務と同じです。ある程度長い期間滞在することになるので、雇用形態はアルバイトではなく、派遣社員となるのが一般的です。

トラベルナースの仕事内容は一般的な看護師と同様ですが、いろいろな地域に派遣されて業務を行うので、新鮮な気分で仕事に臨むことができます。また、マンションやアパートが用意されているケースもあり、その場合の宿泊費・滞在費は雇用側が負担してくれることが多いです。

テーマパークの救護室

人が多く集まるテーマパークにも、看護師は必要不可欠です。テーマパークでは様々な要因で体調不良を訴える人が一定数います。乗り物酔いをしたり、怪我をしてしまったり、来場者数が多ければ多いほど、救護室の看護師の仕事は忙しくなります。

テーマパークで体調不良者がいた場合、救護室に連れてこられ、看護師が応急処置などの看護にあたります。処置で体調が安定すればそのまま帰ってもらうこともありますが、体調が安定しない場合には救急車に引き渡すことも。その際にも、看護にあたった看護師が救急隊員に体調不良者の状態を細かく説明しなければなりません。

テーマパークの救護室で働く場合、基本的に臨床経験が求められます。面接時には必ず聞かれるので、臨床経験がないと転職は難しいでしょう。必要な経験年数はテーマパークにもよりますが、3〜5年としているところが多いです。

美容クリニック

看護師の勤務先として多いのが病院ですが、美容クリニックに勤める看護師もいます。美容クリニックでの施術も医学行為ですから、基本的には医師免許を持った者でないと施術ができません。そして、その医師の施術をサポートするのが、看護師の役割なのです。

美容クリニックで看護師が行うのは、受付業務や予約の管理、カウンセリングなどの雑務もあります。また、注射や機器を使った施術を担当することも。また、施術後のアフターケアも看護師の仕事です。美容外科クリニックの場合には、整形手術のサポートをすることもあります。

美容クリニックは営業時間が決まっているので夜勤はなく、基本的に日勤です。予約での施術がほとんどなので、急なお客さんが来て残業になるケースも少なく、プライベートとのバランスも取りやすいのが魅力です。基本的には簡単な施術と医師のサポートなので、病院と比較すると医療行為に携わる機会は少なくなります。ただ、病院に転職する際、美容クリニックを臨床実績として認めていない病院もあるので、注意しましょう。

看護系コールセンター

看護師としての経験やスキルを活かして、コールセンターで働くこともできます。医療のコールセンターにおいては、急な怪我の処置や病気の処置に対して適切な指示が求められます。そのため、実際に病院などの医療現場で学んだ知識や得たスキルを活かすことができるのです。

また、医薬品メーカーにもコールセンターが設けられていることがあります。ここでは、看護師は薬の飲み方や使い方、得られる効果などについて説明することが多いです。さらに、医療機器メーカーのコールセンターでは、医療機器の取り扱いや注意点などについての問い合わせが多いです。

さらに、保険会社のコールセンターも看護師の転職先の選択肢の一つとしてあります。保険についての説明ではなく、健康相談の窓口として安心サービスや医療相談サービスがあり、そこで健康や病気の相談に乗ることになります。

コールセンターでの仕事のメリットしてはまず、心身の負担が少ないという点です。動き回ってハードな体力仕事となる病院勤務と比較すると、基本的にデスクワークなのは大きな魅力でしょう。また、時間帯を問わずに求人があるので、アルバイトとしてダブルワークなどで働くこともできます。

看護系技官・看護師公務員

病院以外の看護師の転職先の候補として、看護系技官や看護師公務員があります。看護系技官になるには、看護師免許だけではなく、保健師や助産師の免許を取得しなければなりませんが、看護系技官になれば看護師よりもより専門的な仕事をすることができます。

看護師公務員は、国や地方自治体が運営する公的な機関で働く看護師です。看護師免許を取得するだけではなく、公務員試験に合格して公務員の資格を得る必要もあります。看護師は給与が低い傾向にありますが、看護師公務員は毎年昇給があるので、勤続年数が増えていけば、給与がどんどん上がっていき、やりがいにもつながります。

また、看護師公務員は公務員なので、退職金やボーナスなどの福利厚生も好待遇です。一般企業のように景気に左右されることなく、安定した給与を得て生活できるのも大きなメリットと言えます。ただし、設備が古かったり、副業ができなかったり、雇用保険に加入できないなどのデメリットもあります。

フィールドナース

フィールドナースというのは、産業看護師の一種です。医療機器メーカーに勤務して製品導入や営業の活動を行うのが主な仕事です。看護師の経験があれば、特に資格などを必要としないので、始めるハードルは低いでしょう。しかし、営業力やマナー知識、英語力などのビジネススキルが必要とされる仕事でもあります。

特に、看護師からフィールドナースになる場合には、マナーや英語力など、あらかじめスキルを磨いておくことが大切です。知識がないままに始めてしまうと、苦労する職業でもあるので、勉強は早いうちからしておきましょう。

フィールドナースも基本的に日勤での業務になるので、プライベートとの両立をしやすいのがメリットです。日勤でありながら、平均年収は400〜600と高水準。安定した生活をしたいという人におすすめの仕事です。

シップナース

シップナースは、船に乗って働く看護師のことです。船に乗って仕事をする場合、長期間陸を離れることになるので、体調不良になった際に対処が難しくなります。そんな時にシップナースが同乗していることで、すぐに処置に当たることができるのです。

シップナースは、基本的に看護師免許があればなることができます。ただ、実際に仕事をしていく上では、ある程度の実務経験があった方が良いとされています。というのも。乗船する看護師の数は少ないので、急病人やけが人が出た場合、スピーディーな対応が求められ流ためです。

シップナースは、過酷な現場でも仕事であり、拘束時間が長いなどのデメリットがあります。しかしその分、月収は50万円ほど、年収にすると600〜800万円と、一般的な病院勤務の看護師よりも高い水準となっています。

看護系大学の教員

看護師の資格を持ち、ある程度の実績があれば、看護師の仕事以外にも看護系の大学で教える側の仕事をすることもできます。実際に病院などの現場で働いたのちに、その知識が経験、スキルを活かして教員に転職するという人も多いです。

現在働いている看護師の数のうち、教員として看護系大学で働いている人の数は全体の1.4%程度と言われています。現場の看護師と比べて数が多いわけではありませんが、看護師になりたいと希望する人も増えているので、今後の需要の高まりが予想されます。

看護教員は大学での勤務になるので、基本的に日勤のみです。看護師として働くよりは、ライフスタイルとのバランスを取りやすいでしょう。ただ、その分夜勤などの手当が付かないので、一般的な病院勤務の看護師と比較すると、給与は少ない傾向にあります。

衛生管理者

看護師は、衛生管理者の資格を取得することで、より転職の幅が広がります。衛生管理者には、主に以下の3種類あります。

  • 第一種衛生管理者
  • 特例第一種衛生管理者
  • 第二種衛生管理者

衛生管理者は、50人以上が勤務する事業所において配置が義務付けられています。また、労働人数によって衛生管理者の数も変わってきます。衛生管理者は、企業において労働者の健康管理や健康増進のための処置・対策などを提案していきます。

衛生管理者の資格は、国家資格です。近年の合格率は40〜50%となっており、比較的難易度は高めです。しっかりと対策をして、受験に臨まなければなりません。

衛生管理者の資格があれば、病院以外への勤務もしやすくなります。難易度の高い資格なので、持っていれば就職に有利に働くでしょう。

刑務所

意外に思われるかもしれませんが、看護師は刑務所で働くこともできます。刑務所では主に、受刑者の体調管理や健康面の処置などを行います。また、看護業務以外にも、カルテの作成や管理といった事務仕事もこなさなければなりません。

刑務所の看護師は、法務省職員である「法務技官」という役職の一つです。国家公務員なので、病院で働く一般的な看護師よりも給与面などで安定しているのが魅力。収入が安定しているので、長く働きやすいというメリットがあります。

看護師が刑務所で働く場合、「一般刑務所」か「医療刑務所」かによって仕事内容が変わってきます。医療刑務所は全国に4箇所しかありませんが、通常の病院勤務と同じように医師の医療サポートや受刑者の健康管理を行います。対して一般刑務所では、医療行為を行うことは少なく、受刑者の体調管理や体調不良のケアなどがメインの仕事です。

アートメイク看護師

クリエイティブな仕事をしたいという場合には、アートメイク看護して働く道もあります。アートメイク看護師は、アートメイクの施術を専門として行う看護酢のこと。アートメイクというのは、まゆやリップ、アイラインなどにインクを入れて着色し、落ちないメイクに仕上げる技術です。メイクの時間を短縮したり、海やプールに行った際にも綺麗な状態をキープしたいという人も多いので、近年需要が増えています。

アートメイク看護師になるためには、看護師免許が必要です。そのあとはスクールに通うてもありますが、アートメイク専門のクリニックで技術を磨く道が手っ取り早いでしょう。

アートメイク看護師の給与は、フリーランスかクリニックに所属するかによっても変わってきます。雇用されている場合は500〜900万円程度。これでも一般的な病院勤務の看護師と比べると高水準ですが、フリーランスの場合は上限がないので人気が出れば年間3,000万円以上を稼ぐことも可能です。

病院以外に転職するメリット

看護師は病院以外で勤務することもでき、近年は仕事の幅も広がっているため、転職のメリットも大きくなっています。ということでここからは、看護酢が病院以外に転職することのメリットについて紹介してしていきます。

残業や夜勤がない場合が多い

病院では日夜関係なく、入院している人や通院している人の看護に当たらなければなりません。急患が出れば早急な対応が求められるので、日勤だけでなく夜勤での仕事も交代でこなさなければならないのです。不規則な生活になるために、精神的にも体力的にもハードな仕事となります。

一方、病院勤務以外の場合は、転職先の企業にもよりますが、日勤が基本です。一般企業で看護師として働く場合、勤める企業の営業時間や勤務時間に準じるので、基本的に夜勤はしなくて済みます。

夜勤がない分、ライフスタイルのバランスが取りやすく、規則正しい生活を送ることができます。ハードワークが大変で、病院勤務から一般企業への転職を考える人も多いのです。また、家族がいる場合も日勤のみの方が、働きやすいでしょう。

有給休暇を取りやすい

一般企業は基本的に日勤ですし、時間外に急患の対応をすることもありません。休むときにはしっかりと休める体制が整っているので、休暇を取りやすいのがメリットです。病院勤務だと急患が出れば出勤しなければならない状況なので、有給休暇というのも取りにくいのが現状。しかし、一般企業に勤める看護師は、他の社員と同じような福祉厚生が保障されているので、有給休暇も取りやすいというメリットがあります。

有給休暇以外にも、他の面でも会社の福利厚生に応じて休暇などを取ることも可能です。休日出勤がないところも多いので、プライベートの時間を大切にしながら働くことができるのがメリットと言えます。

責任やプレッシャーからの解放

病院では常に命を預かるという使命のもと、責任重大な仕事をしなければなりません。症状が重い患者さんも多いので、小さな判断ミスが命取りになることもあります。処置においては的確さが求められ、スピード命の職場でもあり、この精神的プレッシャーが大きな負担になることも多い過酷な現場です。

一方企業などに勤める場合、病院ほど重篤な患者に対応することは基本的にありません。急な体調不良や怪我の処置がメインとなるので、病院と比べると感じるプレッシャーは少なくなるでしょう。

もちろん、体調不良者には的確で正確な処置が求められますが、基本的には健常者を相手にする仕事なので、軽度の処置で済む場合も多いです。病院での勤務がハードに感じている人は、一般企業への転職をする選択肢もあります。

病院以外の転職先を選ぶ際の注意点

病院での仕事を経て、スキルアップやライフスタイルの安定のために、病院以外への転職を検討する人も多いでしょう。病院以外で働く場合、病院勤務と比較した場合のメリットも多いですが、同じように注意しなければならない点もあります。以下をチェックしてみてください。

病院と比較すると給与が少ない場合がある

病院では、夜勤と日勤の交代制なので、ライフスタイルのバランスが取りにくいのがデメリットです。しかし、夜勤の場合は夜勤手当がついたりと、給与面でのサポートも充実している場合が多いです。

一般企業に就職すると、基本的には日勤での仕事になります。そのため、夜勤手当などがなく、病院勤務と比較すると給与が下がる場合もあります。転職を希望する場合には、給与や待遇がどのようなものなのかということを、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

病院で働く看護師の給与も高い方ではありませんが、一般企業の場合はその水準をさらに下回ることも多いです。働き始めてから思っていたよりも給与が少ないと感じると、やりがいを感じにくく続けられなくなるケースもありので、転職前にきちんと求人情報を確認しておくことが大切です。

求人倍率が低いので激戦になりやすい

看護師免許を持つ人の就職先として、一番多いのはやはり病院です。病院が看護師を多く必要としているためです。看護師初音に人手不足となっているところが多いので、病院に勤める場合には、看護師は比較的就職しやすいのです。

しかし、一般企業など病院以外の勤務先を希望する場合には、同様にはいきません。基本的に一つの企業でそこまで多くの看護師を募集しているわけではありません。常時1〜2人ほどいれば十分であるところが多いので、そもそもそこまで求人数が多くないのです。

採用枠に対して応募する看護師の数は比較的多いので、激戦になりやすいもの。病院以外での勤務を考えている場合には、この点をしっかりと頭に入れておかなければなりません。一般企業への就職対策は入念に行わなければなりません。不安がある場合には、転職エージェントを利用してサポートを受けるのも良いでしょう。

看護師以外の仕事を任されることもある

病院に勤める看護師は、基本的に看護師の仕事をメインとして行います。カルテの管理などの事務作業もありますが、それでも医療に関わることが主なので、それ以外の業務をすることはほとんどありません。

しかし、一般企業や他の職業に就職する場合は、そうもいきません。むしろ、一般企業で働くのですから、看護の仕事よりも事務作業などの割合が増えることもあります。看護の市議とをしたいと考えている人は、思うような業務につけないこともあるので、気をつけましょう。

一般企業に勤める場合、病院勤務のように常に病院やけが人の相手をするわけではありません。急病人やけが人がいない場合には、事務作業を行うことが多いのです。手が空いているときには、他の業務を手伝うこともあるでしょう。どんな仕事にも臨機応変に対応できる素質が必要になります。

消耗品や医療器具が病院ほど充実していない

病院勤務の場合は、治療の器具や道具が幅広く揃った環境で働くことができます。その分けが人や急病人の対応もしやすいのがメリットです。しかし病院以外の職場の場合、急病人が出ることはそもそも想定されていないので、医療用の道具が十分に揃っていないこともあります。

病院で使っていたような道具が使えない環境で、急病人の処置をしなければならないケースもあります。そのため、置かれている道具を使って臨機応変に処理ができる対応力を身につけておかなければなりません。そのためには、やはり病院など医療現場での経験が重要になるでしょう。

一見すると一般企業の仕事は病院勤務よりも楽に感じるかもしれませんが、看護師が少なかったり、医療用の道具が少ない環境なので、一人で適切な処置をする正しい判断力と技術が求められます。

人間関係に悩むことも多い

病院以外に転職する場合、人間関係に悩むことも多くなります。病院であれば自分以外の人間も基本的に医療従事者なので、悩みなどを共有して励まし合うということもできます。同じ仕事をしているからこそ理解しあえることも多いでしょう。

しかし、病院以外に勤務する場合、自分以外は一般的な社員である場合が多く、看護師は少数派の人間となります。そのため、思わぬ誤解をされたり、悩みや仕事の進め方について理解してもらえないことも多いでしょう。

会社の規模にもよりますが、看護師が常に1人程度で常駐する場合もあります。その場合、仕事上の悩みを共有できる人が少ないために、孤立してしまうことも。理解されずに人間関係に悩むことも多いものです。いざとなったときに頼れるように、他の部署の人とも普段から交流を深めて、気の合う仲間を見つけておくことも大切です。

上司や同僚が医療従事者でないこともある

病院勤務の場合は、基本的に上司や同僚も医療従事者として所属しています。そのため、業務上困ったことや医療関係の仕事について疑問を持ったときに、すぐに相談して的確なアドバイスをもらうこともできます。

しかし一般企業の場合、周りに看護師がおらず、上司や同僚さえも医療従事者でない場合が多いもの。相談したいことがあっても、それが看護師にしかわからないようなことだと、うまく解決につながらない場合も多いのです。

不明点があれば結局自身で解決するほかなく、時間がかかってしまうこともあるでしょう。転職する場合には、病院で得た交友関係などをしっかりと継続しておき、困ったときに相談できる仲間を得ておくことも大切です。

上司や同僚が医療従事者でない場合、自身の仕事に対して理解してもらえないことも多いでしょう。そうした環境の中でも負けずに頑張れる精神力を磨いておくようにしましょう。

まとめ

今回は、看護師が病院以外に転職する際の転職先や、病院以外に勤務することのメリット・デメリットについて紹介してきました。医療体制が整っている病院と比較して、一般企業で働く場合には困ってしまうことも多いでしょう。

しかし、病院での勤務を経て得た知識やスキルをほかで役立てたいという人にとって、病院以外の選択肢が多いのは非常に魅力的なことです。福利厚生だけではなく、スキルアップも視野に入れて前向きな姿勢で転職に臨むことで、良い職場に出会える可能性も高くなります。

転職に不安がある場合には、転職サイトなどを上手く活用しながら、自分らしく働ける職場を見つけていきましょう!

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